Treat to Target(T2T;目標達成を目指した治療)の治療アルゴリズム2014

2017年02月11日 治療戦略

T2Tの治療アルゴリズム2014Treat to Target(T2T;目標達成を目指した治療)の治療アルゴリズム2014

・治療アルゴリズムでは、寛解又は低疾患活動性を達成するまで疾患活動性を定期的(1~3ヵ月ごと)に評価し、達成していなければ治療内容を見直すという考え方が明確にされています。

 

・抗リウマチ薬も生物学的製剤も治療効果発現まで、およし1~3ヶ月間かかります。治療開始から治療効果が出るまで3か月間そのままで治療判定も行えますが、高疾患活動性状況が続く方や予後不良因子を有する方(RF陽性/ACPA陽性)などは、1か月毎に治療内容を見直し、一刻も早く低疾患活動性~寛解を目指すことが、その後の薬剤休薬を目指す上で重要と考えられます!!