災害の備え
~普段からの備え~

万一、被災してしまった場合、関節リウマチ患者さんは、手足の症状によって移動が困難であったり、お薬による治療の中断を余儀なくされることによって病状が悪化することもあります。普段から災害への備えをしておきましょう。

薬は数日分余分に

服薬を中止してしまうと、関節痛が悪化するだけでなく動けなくなったりすることもあります。

医師の指示に従い、お薬はしっかり服用しましょう。可能であえば治療薬を常備するように心がけましょう。

 

ポイント 

大きな災害が発生した時は、病院で処方される薬の量は制限される場合があります。

点滴で治療している方は、点滴以外の皮下注射などが使用できるか確認しておきましょう。

予備の治療薬を持ち歩いておくと安心。

病名や合併症を把握する

災害時に、かかりつけ医の医療機関を受診することができなくなる可能性もあります。

主治医以外の医師の診察も受けられるように、日頃からご自身の病状を把握し、説明できるようにしておくことが必要です。

 

ポイント 

患者カードのような小さめのものは、お財布などに常備しましょう。

使っている治療薬を説明してできるようにしておきましょう。

(例)お薬手帳、検査データのコピー、治療日記、体調チェック表など

ご自身の合併症を把握しておきましょう。

INFORMATION関連記事