患者さんの全般評価とは?

治療における心理面の影響は大きい

関節リウマチの客観的疾患活動性評価指標には、CDAI、SDAI、DAS28があります。

いずれを算出するにも「患者さんの全般評価」が含まれています。

患者さんの全般評価とは、患者さんご本人が体調についてどのように感じているかを示す値です。

治療に納得し、主治医の先生との信頼関係が出来ていれば、治療効果が上がり、患者さんの全般評価の改善が得られるでしょう。

 

DAS28 SDAI CDAI
圧痛関節数、踵脹関節数 ※28関節
CRP (mg/dl)

○ ※もしくはESR

ESR (mm/hr) ○ ※もしくはCRP
患者による全般的評価(VAS)
医師による全般的評価(VAS)

 

現在、メトトレキサートをはじめ多くのよいお薬が存在しておりますが、そのお薬のポテンシャルを最大限発揮させるのが、医師であり、患者さんとの良好な医師・患者関係であります。「病は気から」、「プラセボ効果」など治療における心理面の影響は大きく、主治医の先生との信頼した安心の医療は極めて重要であると考えられます。    

納得した上で治療しましょう

診療理念にも掲げておりますが、治療内容を患者様にしっかり納得していただくことが大切だと考えております。

不安に思うことや疑問点は、診察時にご質問ください。

 

5. 患者の立場からの治療を考える。情報を極力供用し、理解を促す。インフォームドコンセ ントを得た診療行為を行う。

どんなに良い治療でも、その方が理解しておらず、医者の一方通行医療で良いはずがありません。

その方の大切なお体に対する医療であるため、今どのような状況か?、それに対する治療選択肢(長所、短所)など、何度でもご説明し、医師・その方のお互いが納得した形の医療が重要です。

 

十分納得いく説明を受けたい