どんな薬にも、
少なからずリスクがある
よく「薬は、リスク」と言われます。 100%安全性を保障できる薬物は存在しません。
しかし、現在の薬には、チェックしなければいけない項目が明確となっており、あらかじめ予防薬を服用して頂いたり、定期検査によって安全性を確認することが可能となっております。
患者さんによっては、薬の副作用が心配で治療を行えずにいる方もいらっしゃいます。
ここで大切なことは、
①リウマチ治療を行うというメリット(有益性)
②リウマチ治療を行った結果起こりうる頻度を踏まえたデメリット(不利益)
③リウマチ治療を行わないでいるデメリット(不利益)
①~③について、先生から十分説明を受け、納得された上で治療を始める、見合わせるかを決めることです。
現在のリウマチ診療では、よいお薬が数多く存在しています。
お薬の選択肢の中から、ご自身の治療目標にあったお薬を選ばれて、一歩一歩治療を継続されていかれてください!!
内服する意義を知りましょう
どのような病気のお薬も、その内服する意義(例えば、コレステロールを下げる薬であれば、コレステロールを下げる意義;動脈硬化促進防止)、内服して起こりうる頻度を含めた副作用のリスク、内服しないでいる弊害、を医師と充分お話しした上で服薬開始されると思います。
また、そのお薬の中止、休薬についても、可能かどうかを医師と充分お話しした上でなされていると思います。
つまり、すべてのお薬はその内服している意義が分からないまま決して漫然と服薬すべきではなく、医師と充分お話しした上で服薬開始・服薬中止をされていくことが大切です。
ご病気についてでも、お薬についてでも、ご不明な点、ご不安な点はどんどん医師に相談してください!!
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