抗CCP抗体の正常化が治療効果を予測する薬剤:オレンシアのポテンシャルについて
2017年02月16日 勇気・希望
AVERT試験:ベースライン時抗CCP2抗体陽性例における陽性持続群と陰性化を認めた群、12ヵ月時のBoolean寛解症例の割合
オレンシア+MTX治療を行い、抗CCP抗体が正常化するとBoolean寛解を61.5%で認め、オレンシア単独治療を行い、抗CCP抗体が正常化するとBoolean寛解を44.4%で認め、いずれも抗CCP抗体が陽性を持続した方々よりも優位に高いBoolean寛解率でした。
MTX単独治療では、抗CCP抗体の陽性持続・陰性化でこのような相違は認められませんでした。
抗原提示細胞とT細胞のシグナルをピンポイントで抑えるオレンシアは、抗CCP抗体やリウマチ因子(RF)などの自己抗体産生抑制・正常化を可能にし、それらが治療効果に直結する性質をもった薬剤と考えられます。 さらには今後、この抗CCP抗体やRFなどの自己抗体の正常化が、薬剤フリーの維持・そして完治への高い割合につながる結果が得られた場合、オレンシアを的確に使用することで、リウマチ治癒への夢の治療戦略と成り得る可能性を秘めていると考えられます!!
さらには今後、この抗CCP抗体やRFなどの自己抗体の正常化が、薬剤フリーの維持・そして完治への高い割合につながる結果が得られた場合、オレンシアを的確に使用することで、リウマチ治癒への夢の治療戦略と成り得る可能性を秘めていると考えられます!!