生き方について多くを学べる本【一〇三歳になってわかったこと 人生は一人でも面白い 篠田 桃紅】
2015年07月05日 勇気・希望
70歳台、80歳台の患者さんで”私はもういつ死んでもいいの”や”生きていてももうこの年だからしょうがないの”など年齢を嘆き、悲観的なお言葉を頂くことがあります。 まだまだ若輩の私には最適の言葉を伝えることが出来ませんが、そのような時に、その方々にとって現存される先輩の声として、篠田桃紅さん著の【一〇三歳になってわかったこと】の内容をお話させて頂いております。 この本では、篠田さん流の生き方、人生の楽しみ方を伝えてくれ、【人生いくつになっても未完成】と若い方からお年を召した方々まで多くの人に生きる物差しとなっています。 目次を紹介しておきます。 《第一章 100歳になってわかったこと ・百歳はこの世の治外法権 ・古代の「人」は一人で立っていた ・いい加減はすばらしい 第二章 何歳からでも始められる ・頼らずに、自分の目で見る ・規則正しい毎日から自分を解放する ・1+1が10になる生き方 第三章 自分の心のままに生きる ・自分が一切である ・危険やトラブルを察知、上手に避ける ・あらゆる人に平等で美しい 第四章 昔も今も生かされている ・よき友は、自分のなかで生きている ・悩み苦しむ心を救った日本の文学 ・唯我独尊に生きる》 《まあいいでしょう、とあきらめる》 《日常に「無」の境地が生まれてくる》 私も既に何十回も読ませて頂いております。