TNF阻害薬効果不十分な場合、他TNF阻害薬への切り替えより、アクテムラやオレンシアなどのNon-TNF製剤への切り替えの方が有効性が高い
2017年02月19日 治療戦略
生物学的製剤の投与が必要な方で、第一選択肢にあがることの多いのがTNF阻害薬と思います。
TNF阻害薬には、レミケード、エンブレル、ヒュミラ、シンポニー、シムジア、インフリキシマブBSがあります。
十分な効果が得られれば、問題ありませんが、効果が不十分であった場合、次の製剤をどのように選択するのかはとても大切な問題です。
ROC“Rotation of anti-TNF Or Change of class of biologic“試験の結果より、
TNF阻害薬効果不十分な場合、アクテムラやオレンシアなどのNon-TNF製剤への切り替えの方か有効性が高いことが報告されています。
アクテムラやオレンシアは、生物学的製剤の第一選択で使用しても有効性が高いですが、TNF阻害薬効果不十分な場合にも安心してその有効性が期待できる薬剤です!!