インフルエンザ予防接種~今年から4価ワクチンへ~
2015年09月14日 1年を安全に過ごすために
今シーズン(2015-2016)から、日本でも「インフルエンザワクチン」が4価に
2015~2016年のシーズンから、日本でも4価の「インフルエンザワクチン」が使われることになりました。これによって、流行するインフルエンザのタイプをほぼ網羅することができるようになります。
≪何が変わるのか≫
これまで3価(A型2株 + B型1株)であったワクチンが、4価(A型2株 + B型2株)になります。B型インフルエンザのワクチンを1種類追加することになります。
主に流行するB型インフルエンザは、「山形系統」か「ビクトリア系統」と呼ばれる2つのタイプです。これまでは、両方が同時に流行することが少なかったため、シーズン前にどちらが流行するかを予測し、一方だけをワクチンに入れていました。
しかし、今シーズン(2015-2016)からは、両方が入っているワクチンになります。
アメリカでは日本に先立って2013-2014のシーズンから4価のワクチンを導入し、A型・B型インフルエンザを予防する際に有効であることを報告しています。
10月から接種可能ですので、可能な方は流行する前に早めに摂取されて下さい。