患者さんの笑顔のために、UCBジャパン【アリス・ピーターソンさんの人生経験より】

2015年09月16日 勇気・希望

アリス・ピーターソンさん

アリス・ピーターソンさんは、若い頃から有望なテニス選手でした。アリスさんはテニスを愛していてそれは彼女の情熱そのものでした。彼女はイギリスのジュニア・テニスサーキットに出場し、米国の大学で勉強するテニス奨学金を勝ち取りました。   アリスさんは右手の痛みに気付きはじめ、その不快感はスポーツでの怪我のせいだと思っていました。痛みは来ては去って行くの繰り返しでした...しかし決勝戦でプレイした時にはラケットを適切に握る事さえできない状態でした。彼女は18歳の歳に関節リウマチ(RA)と診断され、それ以来再びテニスをする事はできなくなってしまいました。   アリスさんにとって、関節リウマチの症状はとても重症だったため、朝起きる時、服を着る時、歩く時、食事の時でさえも母親の助けが必要でした。「それはまるで再び子供に戻ったかのようでした。本来なら親元を離れ自立する年頃だったので、両親にたいへん負担をかけていると感じていました。」と彼女は言います。アリスさんは鎮痛剤や抗炎症薬を飲んでいましたが、どれも痛みには効きませんでした。18歳から33歳の間に彼女は9回もの関節置換手術をしなければなりませんでした。   アリスさんは、「A Will To Win」(勝つための意思)という、彼女のテニスに熱中していた少女時代と、この変性疾患と共に生きる戦いについての感動的な物語を書いています。80年代の成長期の思い出、米国へのテニス奨学金を得た感激と、それに続く衝撃的な診断、すべての激しい痛みと、どうやってそこから人生を再構築するようになったかをその中で共有しています。   アリスさんは現在フルタイムの作家、演説者、そして国立リウマチ学会の理事として活躍しています。これらの役割を通じて彼女は関節リウマチに対する関心、特にそれが若い患者さんの生活に与える影響について関心を高めるために精力的に活動しています。私は、アリスさんのこの活動を心より応援し、私なりのお力添えをしていければと思います。   リウマチは、このような有望なスポーツ選手、芸術家の未来や、ごくあたりまえの仕事、恋愛、妊娠、出産、家庭生活を脅かしてしまう病でありました。現在のよいリウマチ治療薬があれば、投薬を受けながらその方の可能性を開けたかと思うと残念でなりません!!   どうか、リウマチを早めに疑い、早めに診断され、よい治療に巡り合って頂きたいと思います。