リウマチ関連用語について

2015年07月21日 リウマチを誤解しないために

リウマチの症状や用語の解説

 

●朝のこわばり 朝起きてしばらくは関節が思うように動かないことです。

朝のこわばりがひどく、早朝の家事や仕事がつらいことがあります。

 

●関節症状

リウマチでは特に手指、手関節、肘、膝、足関節などで痛みと腫れが生じます。

リウマチでは、右半身の関節に症状が出ると、左半身の同じ箇所にも症状が認めます。

このような症状の出方を左右対称性といいます。

 

●リウマトイド因子

ヒトのIgGというたんぱく質に対する抗体で、リウマチの炎症に関係します。

リウマチの患者さんでは約80%の方がリウマトイド因子陽性となります。

 

●抗CCP抗体

リウマチの診断に有用性が高い検査方法です。

陽性だとリウマチである可能性が高くなります。

 

●CRP(シーアールピー)

肝臓で作られるたんぱく質です。

体に炎症が起こると増加し、炎症の程度を示します。

 

●ESR(血沈)

細い血管の中で赤血球が沈む速度のことです。

体に炎症が強いとこの数値が高くなります。

 

●MMP-3

軟骨を構成する成分を壊してしまうたんぱく質です。

関節内の炎症が強いと増加します。