高安動脈炎、巨細胞性動脈炎にアクテムラ皮下注射162mgが使用可能となりました

2017年09月05日 新しい治療法

高安動脈炎、巨細胞性動脈炎は国の難病に指定されている病で、治療の第一選択薬は副腎皮質ステロイド薬です。しかしながら、副腎皮質ステロイド薬の長期投与による重篤な副作用や副腎皮質ステロイド薬の漸減過程において疾患の再発をしばしば認めていたことから、新たな治療戦略が長い間望まれておりました。

 

そのような背景の中、高安動脈炎、巨細胞性動脈炎にアクテムラ皮下注射162mgシリンジ/162mgオートインジェクターの1週間間隔での治療が使用可能となりました!!

 

疾患の完全制御による臓器病変の消失やステロイド副作用からの脱却など高安動脈炎、巨細胞性動脈炎の方々にとって、多くの希望となることが期待されております。