リウマチの方の結婚、妊娠、出産

2017年08月23日 勇気・希望

リウマチは、30~40代の女性に多く、10~20代で発症する方もかなりみられます。  

20~40代は、結婚、妊娠・出産、育児と、情勢の人生の中ではもっとも変化に富む時期です。ご結婚前に発症された場合、病気があるのに無事に家庭生活が営めるかと、不安に思われる方もいらっしゃると思います。しかし、リウマチが結婚の障害になることはありません!!気持ちを強く持たれてください。  

 

ただし、ご結婚の前には、よくお二人で話し合われてください。病気の状態や、今後の治療の見通しなど、二人で一緒に主治医から説明を受けることが大切です。隠し事をしては、結局後々悩みやトラブルのもととなります。率直に語り合うことで、お互いの理解が深まり、いたわりの気持ちが生まれれば、リウマチという病気をきっかけに絆を深めることも出来ると思います。  

 

当院では、ご結婚される前に、必ずパートナーの方も含め、現状・これからの展望について、お話をさせて頂き、二人で病気を乗り越え、よりよい家庭生活を営んでいかれるのを期待しております。実際、患者さんの中には、よいパートナーを得たことで、生活に前向きになり、病気がよくなる方もいらっしゃいます。また、リウマチは誤解された病気でもあるため、ご両親にも必要があれば、説明させて頂いております。  

 

妊娠・出産についても、健康な赤ちゃんに恵まれている方が大勢いらっしゃいます。  

リウマチについて、現状について、これからの展望について、主治医の先生からよく説明を頂き、お二人やご家族でよりよい生活を営まれてください!!  

リウマチが結婚の障害になることはありません!!