世界に誇る日本の医療を支える医薬品卸業界
2015年07月29日 勇気・希望
【世界に誇る日本の医療を支える医薬品卸業界】
私たちの生活に欠かせない医薬品は、医師の処方や指示によって使用される「医療用医薬品」と、一般の方がドラッグストアなどで直接購入することができる「一般用医薬品」とに分かれます。日本の医薬品市場の9割超は医療用医薬品となっています。
生命関連商品である医薬品は、製造から流通、使用に至るまで法律によって厳密に定められています。その法律を遵守しながら「必要な医薬品を、必要な時に、必要な量を、必要な場所へ供給する」という使命を担っているのが医薬品卸業界です。
医薬品卸は、各製薬企業から多彩な医薬品を仕入れ、「物的流通機能」「販売機能」「情報機能」によって、全国約23万カ所におよぶ病院・診療所・歯科診療所・保険薬局などに提供しています。また、大規模地震などの災害時にも、医薬品の流通を通して国民の命を守る役割を果たしています。医療機関や薬局、製薬企業、医薬品卸の3者が強く連携することで、世界に誇る日本の医療体制が支えられているのであります。
「必要な医薬品を、必要な時に、必要な量を、必要な場所へ供給する」という使命を担っているのが医薬品卸業界ですが、現在日本には数多く存在し、私は「必要な医薬品を、必要な時に、必要な量を、必要な場所へ供給する」だけでは不十分と考えています。
私のクリニックに納入してくださっている卸会社さんは、「必要な医薬品は、それが使われる患者さんの希望であるため、心を込めて必要な医薬品を、必要な時に、必要な量を、必要な場所へ供給する」という方々だけとなっております。
その方々のお蔭で、患者さんにきちんと希望のお薬をお届け出来ています。