2023年4月24日(月)~第67回日本リウマチ学会総会・学術集会~にて講演させて頂きます

2023年03月10日 リウマチを誤解しないために

2023年4月24日(月)第67回日本リウマチ学会総会・学術集会~次の10年:関節リウマチ診療の更なる高みへ(至誠通天・その先へ);Beyond T2T~にてディスカッサントとして講演させて頂きます。

第1部:グローバル・リーダーセッション
この10年で何が実現できたか
モデレーター;竹内勤先生
ディスカッサント;Josef Smolen先生、Gerd R. Burmester先生

第2部:Next Generationセッション
次世代が考える10年後(ビジョン);至誠通天を語る
モデレーター;乗竹亮治様
指定発言者;長谷川三枝子様
ディスカッサント;久保智史先生、金子祐子先生、湯川宗之助先生

第3部:Go above and beyond
モデレーター;田中良哉先生
ディスカッサント;黒川清先生、田中栄先生

関節リウマチ診療にパラダイムシフトがもたらされて、20年が経ちました。関節リウマチ診療に携わる多くの研究者・先生方の尽力により多くのことが解り、”もはや不治の病ではなく、寛解は現実のもの、そして完治と表現できる方々が存在する病”へと変貌を遂げています。このような今、これからの10年先をどのように見据え、取り組むべきか、目指すべきか、など、心を込めて・信念を持って取り組めばかなわないことはないという至誠通天について、ディスカッションを行わせて頂ければと考えております。

患者さんの一番の希望は、まず寛解であり、その先にある完治を目指した治療を望んでいると思われます。

今ある診断基準、客観的活動性評価および薬剤による完治の割合そして完治の患者さんを増やすためには、早期診断・早期治療による深い寛解導入・維持が最も重要であります。

当院のようなリウマチ専門クリニックの一番の利点は、発症超早期の関節リウマチ患者さんの診断・治療に関われることであり、発症超早期の関節リウマチ患者さんをきちんと診断・治療を行い、寛解導入・維持した結果、薬剤の減量~休薬、すなわち薬剤フリーの状態での寛解維持(完治)が可能であると言うことを報告・証明していくことが、これから先10年を見据えた当院の役割ではないかと考えております。