リウマチを簡単解説1

2015年05月16日 リウマチを誤解しないために

リウマチとは? 正式名称は、関節リウマチ(通称、リウマチ)は、関節が腫れ、放っておくと関節が変形してしまう病気で、全国で約80万人と言われ、かなりポピュラーな病気の一つですが、正確な情報が知れ渡っていない、誤解された病気でもあります。初期症状は、どことなく気分がすぐれない、身体がだるい、微熱が続く、食欲の低下、体重の減少など過労やストレスと思われがちです。最大の特徴は、朝の両手のこわばった感じで、全身の関節で認められますが、特に手指の第二、第三関節で気づきやすいです。(朝のこわばりが出始めると関節の痛みや腫れが現れます。1箇所だけでなく、左右対称性に多くの関節に認めるようになります。この痛みや腫れの正体は炎症で、その炎症が長い期間続くと軟骨や骨が溶け、関節が変形し、動かせなくなってしまいます。  

関節の症状が出やすい部分

s1_img1   また、リウマチは関節だけの病気でなく、全身の臓器に症状が現れることがあります。このため、リウマチはきちんとコントロールされないと10才寿命が縮まってしまう事が分かっております。そのため、早い時期にきちんと診断し、きちんと治療することがとても重要であります。