日本の世界に誇るべき国民皆保険~どなたも平等に同じ医療を行えるということ~
2017年03月16日 より良い医療機関になるために
現在、海外から多くの方々が当院に治療を受けに来られています。
その方々から海外の保険事情、治療事情を伺いますと、改めて日本の世界に誇るべき国民皆保険、保険診療の素晴らしさを実感いたします。
その方の負担割合(1~3割)があり、高額医療費制度を含めさまざまな保障制度に守られています。
高い保険料をお支払いしているので、これらは当たり前といえば、当たり前と思いますが、海外の保険料、医療にかかる金額を伺うと日本の方の医療負担は、断然低く守られていると思います。
それらを負担しているのが、社会保険・国民保険支払基金であり、この世界に誇るべき国民皆保険、保険診療を末永く続けていくために、私たち医療機関ができることは、当然可能な限り医療費が低く済むように、そして適正な保険請求を行っていく事が責務であると思います。そして、ご本人さまの加入している保険の相違によって、受けれる治療に差が生じないということも極めて大切なことであります。国民健康保険であっても社会保険であってもその他の保険であっても同様の治療が受けらなければいけません。
本日は、このような内容の会議に出席させて頂きましたが、この世界に誇るべき国民皆保険、保険診療の重要性について、大変勉強になりました。