が現実のものとなりました。

中には、使用していたお薬を減量、そして中止しても寛解を維持されていらっしゃる方がいらっしゃいます。

お薬をすべて中止しても一生涯を通じて、寛解を維持できれば、完治と表現できます。

しかし、生物学的製剤が登場して未だ10数年しか経過しておらず、現時点では、”リウマチは完治できる”と表現することは時期尚早と思います。

リウマチと一括りにされておりますが、リウマチにはおそらくサブタイプが何千種類も存在し、これらを一括りにリウマチと定義しているに過ぎないとすると、リウマチの中には完治するサブタイプが存在する可能性は十分考えられると思います。

今後もさまざまな新規薬剤が登場し、さまざまな疾患マーカーが登場してくることを考えると、“リウマチは寛解だけでなく、完治する病気である”と表現できる日がくることを切に願っております!!