CDAI (シーダイ、Clinical Disease Activity Index)ゼロを目指して~CDAIゼロ運動~

2017年02月25日 勇気・希望

リウマチ診療を行う上で、疾患活動性を定期的に評価することはとても大切です。また、多くの方の活動性を定期的に評価するためには、その評価法が簡単で、簡便であることは、極めて重要であります。CDAIは、4項目からなる血液検査所見のない評価法であり、簡単で、簡便です。

 

患者さん自分自身でも、①圧痛関節数:押して痛い関節の数、②腫脹関節数:腫れていると自覚される関節の数、③患者さんによる全般評価:全く体調が良好;0~最も体調が悪い;10、④医師による全般評価:③と同じ数字、を合計し、患者さんご自身で、患者さん版CDAIを測定できます。診察時の医師の診察によるCDAIが最も正確でありますが、ご自身のCDAIと比較されていかれると、ご自身の測定精度は上がっていくものと思われます。ぜひ、ご自身の状態をご自身でも把握されるようにされてください!!

 

CDAI (シーダイ、Clinical Disease Activity Index)

圧痛関節数 + 腫脹関節数 + 患者による全般的評価(10cmのVAS)+ 医師による全般的評価(10cmのVAS)   CDAIは、圧痛関節数 、腫脹関節数、患者による全般的評価(10cmのVAS)、医師による全般的評価(10cmのVAS)の4項目からなり、血液検査所見が不要となっています。   CDAIの寛解基準は、CDAI2.8以下ですが、CDAIゼロを目指した治療(CDAIゼロ運動)を行っていかれて頂きたいです!!  

 

E382B9E383A9E382A4E383891-04885