遠方からのリウマチ治療を可能にする在宅自己注射という選択肢

2016年10月17日 勇気・希望

エンブレル、ヒュミラ、アクテムラ皮下注射、オレンシア皮下注射、シムジアは、1~2週間毎皮下注射を行う生物学的製剤です。そして、ご自宅で治療が行える自己注射製剤です。  

 

レミケードは2か月毎の2時間点滴、アクテムラ点滴は、1か月毎の1時間点滴、オレンシア点滴は、1か月毎の30分点滴、シンポニーは、1か月毎医療機関での皮下注射ですが、 遠方から医療機関でのリウマチ治療を行わなければならない方々にとって、通院間隔は極めて重要な問題であります。 通院が困難になり、治療を諦めてしまわれる方もいらっしゃいます。  

 

安全性、効果が認められた自己注射製剤であるエンブレル、ヒュミラ、アクテムラ皮下注射、オレンシア皮下注射、シムジアは、安全性および効果が認められた場合、1~3か月毎の通院が可能となり、通院間隔が延長されることによって治療を継続できる方も数多くいらっしゃると思います。  

 

初めは、”ご自身で注射を打つなんてとんでもない”と思われると思いますが、適切に指導を行うことによって、”なんだ、こんなに簡単なんだ”と皆さん自信をもって、ご自身で注射を行えるようになられております。  

 

現在、内服薬、点滴、皮下注射とリウマチ治療は、さまざまな治療選択肢がありますので、どうか治療を諦めることなく、寛解、そして寛解の先にある目標に向かって治療を継続されていかれてください!!