8月13日東京MX”ドクターズアイ”が放映されて
2016年09月03日 勇気・希望
8月13日東京MX”ドクターズアイ”が放映されて、思うこと。
放映後、岩手、静岡、栃木、茨城、千葉、神奈川、山梨や23区内など、全国よりリウマチの方々が受診されています。
その方々はどなたも、リウマチという病気について、今ある薬について、先生より詳しく話を伺ったことがなく、私の説明に興味深く耳を傾けられております。また、状態としては、寛解とは程遠く、高い疾患活動性があり、中には医療への不信により治療を中断されている方も数多くいらっしゃいます。
これまでも私は、どの取材を頂いても、このブログ内でも、日々の診療においても、
①診療は、医師・医療機関のためにあるのではなく、患者さん・ご家族のためにある
②リウマチ診療地域格差・医療機関格差ゼロを目指して
③地域医療の限界を超えていきたい
とお話しております。
全国から困られた方々が、わざわざ3時間もかけて当院を受診してくださることは大変ありがたく、診療させて頂くことは医者冥利に尽きますが、治療が安定し、寛解・低疾患活動性を維持して頂けた後は、近隣の先生のもとで治療を継続して頂きたいと切に願っております。
現在、武蔵野市、三鷹市、西東京市、小金井市、調布市、府中市、国分寺市、国立市、立川市、小平市、東久留米市の先生方と地域医療連携を強化しておりますが、この患者さんを中心とした医療連携の輪が多摩・武蔵野を超え、東京を超え、日本全国に広がっていくことを目指しております!!
現在の”寛解の先を目指したリウマチ診療”が、全国どこにお住まいでも受けられるリウマチ診療体系の確立を目指し、微力ながら尽力していきたいと思います。
どうかリウマチ治療をあきらめないで、先生と一緒に治療を行っていかれてください!!