アクテムラの1st-BIOの継続率(BiRD registry)

2017年03月05日 勇気・希望

アクテムラの1st-BIOの継続率(BiRD registry)

 

[目的]
Osaka University Biologics for Rheumatic Diseases(BiRD)registryにおいて1剤以上のDMARD効果不十分な症例に対する、1剤目の生物学的製剤の治療継続率について検討
[対象]
1stBIOとして、TCZ,IFX,ETN,ADAが投与された401例  
TCZ;アクテムラ
IFX;レミケード
ETN;エンブレル ADA;ヒュミラ  
[結果]
アクテムラの治療継続率は1年後最も高く、5年後まで継続し、アクテムラの安全性・有効性はTNF阻害薬よりも優る結果でありました。継続率に関与する因子として、有効性による(効かないため)中止、安全性による(副作用により)中止および寛解を維持したため(バイオフリー)中止があり、これからのエビデンスとして、バイオフリー後の寛解継続率、長い継続期間が発信されていくものと考えます。  

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