よくあるリウマチ質問【治療効果判定①】
2015年11月16日 よくあるリウマチ質問
皆さまからよく伺うご質問について、お答えさせて頂きます。
今回は、治療効果判定についてです。
Q.リウマチ治療で通院していますが、血液検査の結果が良いとか今一しか言われません。これで良いのでしょうか?
現在のリウマチ診療では、適切な疾患活動性評価指標があります。DAS28、SDI、CDIといったもので、圧痛関節数、腫脹関節痛、医師の疾患活動性全般評価(VSで0~10cm)、患者の疾患活動性全般評価(VSで0~100mmあるいは0~10cm)、血沈、CRPからなります。この数値で、寛解、低疾患活動性、中疾患活動性、高疾患活動性が分かります。現在のリウマチ診療で“なんとなく良い”とか“治療効果はいまひとつ”はありません。寛解を目指した治療を行っていかれて下さい。