スキンケアは肌を健康に保つために欠かせません。
しかし、毎日のスキンケアの効果を高めるには、正しい選び方と仕方が重要です。
本記事ではスキンケアについて以下の点を中心にご紹介します。
- スキンケアの選び方は?
- 男女の肌に違いはある?
- 朝と夜では順番が違う?
- スキンケアのポイントは?
スキンケアについて理解するためにもご参考いただけますと幸いです。
ぜひ最後までお読みください。
スキンケアとは
スキンケアとは、肌を清潔で健やかに保つために基礎化粧品を使ってお手入れをすることです。
基礎化粧品の種類には、
- クレンジング
- 洗顔
- 化粧水
- 美容液
- 乳液・クリーム
- 日焼け止め
があります。
スキンケアの基本工程は、
- 洗う
- 保湿
- 保護
の3つで構成されますが、肌のタイプは人それぞれなので、スキンケアの方法や必要な成分も変わってきます。
スキンケアの方法が間違っていると、肌が乾燥し、ニキビやかゆみなどの肌トラブルにつながります。
肌トラブルを避けるためにも、自分に合った正しいスキンケアを知る必要があります。
スキンケアを選ぶポイント
様々な種類のスキンケアアイテムが販売されていますが、どんなものを使ったら良いでしょうか。
自分に合ったスキンケアの選び方のポイントを紹介します。
自分の肌に合ったスキンケアを選ぶ
肌に合わないスキンケアを選んでしまうと
- 肌がヒリヒリする
- かゆみが出る
- 乾燥してごわつく
- かぶれや腫れが見られる
- 赤み、ほてり、吹き出物が出る
などの症状が出やすくなりスキンケアが肌トラブルの元になってしまいます。
自分の肌に合ったスキンケアを選ぶことが、肌を健康に保つ鍵ともいえます。
自分にあったスキンケアは
- 年代
- 季節
- 肌タイプ
を基準に選ぶと良いです。
年代や季節はわかりやすいですが、自分の肌タイプがわからないという方も多いのではないしょうか。
肌タイプは主に
- 普通肌
- 混合肌
- 脂性肌
- 敏感肌
の4つに分けられます。
自分の肌がどのタイプなのかわからないという方は、デパートのコスメカウンターで聞くなど、プロに相談してみましょう。
メーカーによっては電話で相談できるところもあります。
肌悩みに合わせた成分が入っているものを選ぶ
肌悩みを改善してくれるアイテムを選ぶのも大切です。
スキンケア商品に配合されている「成分」に注目しましょう。
含まれている成分によって肌への効果が変わってきます。
日焼けやシミ | ビタミンC・ビタミンC誘導体
トラネキサム酸 ナイアシンアミド酸 ビタミンE |
乾燥や肌荒れ | トラネキサム酸
アミノ酸・アミノ酸誘導体 セラミド・セラミド類似成分 ライスパワーNo.11 グリチルリチン酸2K・グリチルレチン酸 |
べたつきやテカリ | ビタミンB6
ビタミンC・ビタミンC誘導体 硫酸亜鉛 アミノ酸・アミノ酸誘導体 |
ざらつきや毛穴 | 酵素洗顔
ハトムギ種子エキス・ヨクイニンエキス |
シワやたるみ | レチノール
パルミチン酸レチノール ナイアシンアミド カルノシン |
敏感肌 | ノンケミカル日焼け止めなど |
また、肌悩みに特化した美容液を追加することもおすすめです。
美容液は肌に必要な美容成分がたっぷり含まれていて、特定の肌悩みに働きかけて集中的にケアしてくれます。
保湿・美白・シミやシワの改善・ニキビ予防など、気になっている肌の悩みに合わせて美容液を選ぶと良いです。
続けやすい価格のスキンケアを選ぶ
高価なスキンケアアイテムの方が肌に良いと思う方もいると思いますが、スキンケアは続けられる価格のものを選びましょう。
高価な製品で途中で止めてしまうより、続けることの方が大事だからです。
肌の細胞は一定の周期で生まれ変わっています。
これをターンオーバーといいます。
ターンオーバーの周期は
20代 | 約28日 |
30~40代 | 約45日 |
といわれています。
つまり肌荒れしてから肌が生まれ変わるには最低でも1ヶ月かかります。
高価なスキンケアを買っても、1ヶ月以上続けられなければ、効果がでる前に止めてしまうことになります。
なのでスキンケアの効果を実感するためにも続けられるものを選びましょう。
肌タイプに合わせたスキンケア
乾燥しやすい、皮脂が気になるなど、様々な肌の悩みがあります。
肌の悩みをわかりやすく分類したのが「肌タイプ」です。
肌タイプは大きく4つに分類されます。
自分の肌タイプを知り、効果的にスキンケアをしましょう。
普通肌
普通肌は
- 水分量が多くて皮脂量が少ない
- うるおいがある
- キメが整い肌触りもよい
などが特徴で、理想的な肌の状態といえます。
しかし季節や生理周期、ストレスなどにより、脂っぽくなったりかさつくなど変化も多いです。
普通肌の方は常に良い肌の状態を保つことが大切です。
具体的なスキンケアの方法は
化粧水 | メーカーの推奨量をつける |
クリーム、乳液 | 乾燥しやすい季節は保湿効果のあるものを
乾燥を感じる部位は重ねづけする |
しっかりと水分を与えて油分で蓋をするという基本的なお手入れを怠らずに続けましょう。
混合肌
混合肌は
- 水分量が少ない
- 皮脂量が多い
- 脂っぽいのにかさつく
などが特徴の肌です。
頬はかさつくのに、Tゾーンは脂っぽいという方は混合肌の場合が多いです。
水分不足により、皮膚の保護作用で過剰に皮脂が分泌されている可能性が高いです。
化粧水は必須ですが、化粧水だけではすぐに蒸発し肌が乾燥するため、クリームで蓋をすることが重要です。
具体的なスキンケアの方法は
化粧水 | メーカーの推奨量
乾燥する部分に重ねづけ |
クリーム、乳液 | 脂っぽくてもクリームはつける
乾燥している部分と脂が浮きやすい部分で塗り分ける |
充分な水分補給をした上で、必ずクリームで蓋をし混合肌を普通肌へ近づけましょう。
脂性肌
脂性肌は
- 水分量も皮脂量も多い
- うるおいはあるが、ベタつきやすい
- 皮脂量が多く、テカりやニキビになりやすい
のが特徴です。
毛穴が目立ちやすいため、洗顔料は皮脂吸収力が高いものを使うなど落とすことを重視するケアが必要です。
ただしっかり落とすために、スクラブなどで強くこするのは肌を傷つける原因になるので、良く泡立てて優しく洗いましょう。
具体的なスキンケア方法は
化粧水 | メーカーの推奨量をつける |
クリーム、乳液 | テクスチャーの軽いクリーム、
もしくは乳液を少量塗布するなど調整する |
大人になってからの脂性肌は、睡眠不足、偏食、ストレスなどの環境原因も大きく関係しているケースが多いです。
スキンケアと並行して、生活習慣の見直しも行いましょう。
敏感肌
敏感肌は
- 乾燥肌の方に多くみられる
- 化粧水がしみるなど、わずかな刺激にも肌が反応してしまう
などの特徴があります。
敏感肌は、外部刺激から肌を守るためのバリア機能が低下して、水分と油分のバランスが崩れた状態です。
肌のバリア機能の低下は
- 肌の乾燥
- 体調不良
- ストレス
- 環境や季節
- 不適切なスキンケア
などが原因になるといわれています。
具体的なスキンケア方法は
化粧水 | 低刺激のものを選ぶ、乾燥が気になるときは重ねづけする |
クリーム、乳液 | 高保湿のものを選ぶ |
敏感肌の方向けに原料にこだわったり、アレルギーを起こさないかパッチテストされたりして開発されたスキンケアもあります。
ただメーカーによって基準が異なるのでサンプルなどで一度試すことが大切です。
男女の肌の違い
スキンケアをするのは女性だけではありません。
最近では男性もスキンケアをするのが一般的になってきました。
男女の肌の違いと、男女の肌の違いに合わせたスキンケアを紹介します。
男性の肌の特徴
男性の肌は、
- 皮膚が厚い
- キメが粗く、毛穴が目立ちやすい
- 肌ざわりがざらざらしがち
という特徴があります。
男性の肌は女性の肌より皮脂の分泌量が2~3倍多いですが、肌の水分量は女性の30~50%です。
男性の肌は丈夫そうに見えて、乾燥しやすくなっています。
男性のスキンケアで重要なポイントは2つです。
- ひげそり後の保湿
- 紫外線対策
まず、ひげそり後の保湿について説明します。
男性の肌は水分量が少ないにもかかわらず、ひげそりによる摩擦ダメージを受けています。
自分に合ったひげそりを選ぶことはもちろん重要ですが、ひげそり後に丁寧に保湿をすることで肌を守りましょう。
2つ目に紫外線対策についてです。
最近では男性も日傘をするよう推奨されていますが、紫外線対策をしている方は、まだまだ少ないのではないでしょうか。
紫外線によるダメージは、シミやしわ、たるみの原因になります。
男性も1年中日焼け止めを塗るなど、紫外線対策が必要です。
女性の肌の特徴
女性の肌は、
- 皮膚が薄くデリケート
- シミやそばかすができやすい
- ホルモンの影響を受けやすい
という特徴があります。
特に生理周期によるホルモンバランスの変化で、肌の状態も変わります。
そのため、女性は生理周期に合わせたスキンケアを行うことが大切です。
生理周期 | 肌の状態 | スキンケア方法 |
月経期 | 乾燥しやすい | 低刺激や無添加のアイテムを使う |
卵胞期 | 調子がよい | 角質ケアや新しいアイテムに挑戦する |
黄体期 | 脂っぽく | たっぷり保湿する |
女性はまず自分の生理周期を知ることが大切です。
生理と上手く付き合いながら、効果的にスキンケアを行いましょう。
スキンケアの朝と夜の順番
スキンケアは基本的に朝と夜の2回行いますが、朝と夜ではスキンケアの目的が異なります。
目的が異なると順番も変わります。
ここではスキンケアの朝と夜の順番を紹介します。
朝のスキンケア
朝のスキンケアの目的は、
- 睡眠中にかいた汗や皮脂などの汚れを落とす
- 刺激から肌を守るために保湿し、紫外線を防ぐ
ことです。
朝のスキンケアは1日の肌の状態を左右します。
朝のスキンケアの順番は、
- 洗顔
- 化粧水
- 美容液
- 乳液、クリーム
- 日焼け止め
です。
寝ている間に分泌された皮脂を洗顔料で落とし、化粧水で肌にうるおいを与えます。
その後、美容液で肌に栄養を届け乳液やクリームで水分を閉じ込めます。
最後に念入りに日焼け止めを塗ります。
朝は時間がないという方も多いと思いますが、スキンケアに時間をかけて肌を刺激から守りましょう。
夜のスキンケア
夜のスキンケアの目的は、
- メイクや外気でついた汚れを落とす
- 紫外線や花粉などから刺激を受けた肌をケアする
夜のスキンケアは1日のダメージをリセットし、睡眠中に失われる水分を最小限にする役割があります。
夜のスキンケアの順番は、
- クレンジング
- 洗顔
- 化粧水
- 美容液
- 乳液、クリーム
です。
クレンジングでメイクや皮脂汚れを落とし、残った肌の汚れを洗顔できれいにします。
夜は朝よりも肌に付着した汚れが多い傾向にあることから、入念に洗顔を行いましょう。
化粧水で保湿、美容液で日中の肌ダメージをケアし、最後に乳液やクリームで蓋をします。。
スキンケアのポイント
ここまでスキンケアアイテムの選び方について紹介してきましたが、正しい方法でスキンケアをしないとせっかく自分の肌に合ったものを選んでも、アイテムの効果は発揮できません。
まず基本として、スキンケアをする前には必ず手を洗いましょう。
手を清潔にした後、アイテム別の基本手順に沿ってスキンケアを行います。
メーカーによっては順番が異なる場合がありますので、確認してからスキンケアを行ってください。
クレンジング
クレンジングは油性の汚れを落とすために使われます。
メイクは油汚れなので、クレンジングを使ってメイクを落としましょう。
クレンジングで重要なポイントは「乳化」です。
乳化とは本来なじむことがない水分と油分が混じりあって白く濁る現象です。
少量の水をクレンジングになじませることで乳化されます。
クレンジングを乳化させると、
- メイクの汚れ落ちがよくなる
- 短時間で汚れが落ちる
- 肌への負担が減る
などのメリットがあります。
特に、オイルなど油分の多いクレンジングを使うときは乳化させましょう。
基本的な正しいクレンジングの方法は
- メイクを落とす前に手を洗う
- ポイントメイクを落とす
- クレンジングを手のひらで温める
- Tゾーンから頬へ1分程かけてなじませる(乳化させる)
- ぬるま湯ですすぐ
- きれいなタオルで拭く
です。
手早く済ませがちなクレンジングですが、ゆっくり時間をかけて汚れを落とすことが大切です。
洗顔
洗顔は肌についたほこり、皮脂などの汚れを落として肌を清潔に保ちます。
肌のターンオーバーの機能を促す大切なお手入れです。
洗顔で重要なポイントは、しっかり泡立てて顔を洗うことです。
洗顔料はきちんと泡立てることで汚れを落とせます。
また、泡は摩擦を軽減するので肌への負担も減らせます。
基本的な正しい洗顔の方法は、
- 手をきれいに洗う
- 顔をぬるま湯で洗う
- 適量の洗顔料を取る
- たっぷりの泡を作る
- 泡を肌にのせ、泡を転がすように洗う
- ぬるま湯で洗い流す
- 丁寧に水分を拭き取る
です。
泡立ては何度か水を加え、もっちりとした泡を作りましょう。
泡で顔を洗うときやタオルで拭き取るときは、ゴシゴシこすらないよう注意しましょう。
化粧水
化粧水は、
- 肌に水分を与える
- 皮脂の分泌を整える
などの役割があります。
化粧水は乾燥から肌を守り、次のスキンケアの浸透を良くしてくれます。
化粧水で重要なポイントは
- 肌に押し込むようにつける
- 手に肌が吸いつくくらいまで使う
ことです。
化粧水の量はメーカーによって違いますが、水っぽい化粧水の場合は500円玉くらいの量を目安に取り、肌を包み込むようにつけましょう。
化粧水でしっかり浸透したという目安は、最後に手のひらで肌を触って、ピタッと吸いつく感覚があるかどうかです。
基本的な正しい化粧水のつけ方は、
- 適量を手に取る
- 額、頬、あご、鼻に置き、内側から外側へ広げる
- 浸透させる
です。
強くたたいたり、量が少なかったりすると、摩擦で肌を傷める原因になります。
塗り残しにも注意しましょう。
シートマスク(週1回程度)
シートマスクとは、シートに美容液や化粧水などをたっぷり含ませたアイテムです。
シートマスクは
- 肌に密着して蓋をし水分を補う
- 水分の蒸散を防ぎ成分を浸透させる
役割があります。
シートマスクは基本的に、クレンジングと洗顔の後に使用します。
しっかり浸透させたら、乳液やクリームをつけましょう。
シートマスクを使う際には、
- 使用時間を守る
- 使用頻度を守る
ことが大切です。
シートマスクの使用時間は10分~15分が一般的です。
付け過ぎるとシートから水分が蒸発し、肌の水分を奪ってしまいます。
また、肌が潤うからといって毎日使えるとは限りません。
メーカーによって使用頻度が決められているので確認しましょう。
美容液
美容液は美容成分を凝縮したスキンケア商品です。
ハリ、毛穴、目元など特定の肌悩みに働きかけて集中ケアをする役割があります。
美容液は化粧水の後につけるものが多いです。
基本的な正しい美容液の使い方は、
- 美容液を手に出して温める
- 優しく顔に塗る
- 乾燥など肌悩みが気になる部分には重ねづけする
です。
美容液を使う際には、使用期限や使用量を守りましょう。
また、肌荒れしているときに美容液を使うと、刺激して悪化する可能性があります。
肌荒れしているときは美容液の使用を休みましょう。
乳液
乳液は、
- 肌の水分蒸発を防ぐ
- 硬くなった角質を柔らかくしてなめらかな肌にする
などの役割があります。
乳液は化粧水や美容液の後に使用します。
乳液は20~30%が油分なので、化粧水などの前に使用すると浸透しなくなってしまうからです。
基本的な乳液の使い方は、
- 10円玉くらいの量を手に取り広げる
- 顔の中心から外側に広げる
- 乾燥しやすい部分は重ねづけする
です。
乳液を塗るときも化粧水と同じように、優しく肌を包むようになじませます。
特に乾燥しているところには、中指と薬指の腹を使って乳液を重ねましょう。
また、乳液はクリームほど油分が含まれていないので、マッサージは控えましょう。
クリーム
クリームは油分を中心に与えてくれるため、化粧水などの水分の蒸発を防いでくれます。
クリームは乳液よりも油分が多いので保湿効果の維持が期待できます。
クリームを使う際は
- 肌の乾燥が気になるときや乾燥する季節に使う
- 油分が多い方や油分が多く出ている時期は使わなくて良い場合もある
などがポイントになります。
肌質や季節に合わせてクリームを使用しましょう。
基本的な正しいクリームの使い方は、
- 適量のクリームを手に取り温める
- 額、頬、鼻、あごにのせ広げる
- 指先で軽くパッティングする
です。
額、頬など部分的にクリームをのせることで塗りムラをなくします。
パッティングは肌の奥に栄養を届けるイメージで優しく行いましょう。
スキンケアはライン使いが必要?
ライン使いとは、同じメーカーのスキンケアや化粧品を同じシリーズで揃えて使うことです。
スキンケアアイテムの多くはライン使いが推奨されています。
ライン使いするメリットには、
- 高い相乗効果が期待できる
- 肌悩みに合わせてケアできる
などがあげられます。
スキンケアアイテムはライン使いを想定して作られていることが多いです。
また多くの場合、スキンケアアイテムのシリーズは保湿や美白、エイジングケアなど肌悩みに合わせた効果を追求し開発されています。
ライン使いをすると肌悩みに合うものが探しやすくなります。
ただ、スキンケアをライン使いすると値段が高くなってしまう場合があり、肌に合わなかったら無駄になってしまいます。
ライン使い選びで失敗しないためには、
- 肌悩みや肌質に合った成分が配合されているか確かめる
- トライアルセットでお試しする
ことが大切です。
スキンケアに関するよくある質問
スキンケアの選び方やポイントについて紹介してきましたが、ここからはスキンケアに関するよくある質問にお答えします。
肌の手入れをしないとどうなる?
肌の手入れをしないと、
- 肌が乾燥しやすくなる
- 皮脂の過剰分泌でテカりやすくなる
- バリア機能が低下する
などの問題があげられます。
肌は空気や紫外線によって乾燥します。
乾燥すると肌を潤そうと皮脂が分泌されるほか、肌のバリア機能が低下し、ニキビや肌荒れにつながります。
毎日忙しいとスキンケアはおろそかになりがちですが、肌トラブルを避けるためにも毎日肌の手入れをしましょう。
導入美容液の順番は?
導入美容液は多くの場合、化粧水より先に肌へつける美容液のことをいいます。
導入美容液は基本的に洗顔後、スキンケアの始めにつけるとよいです。
導入美容液は、水分と油分をなじませる界面活性剤のある成分や、油分が含まれているため、肌を柔軟にし、次に使うスキンケアの浸透を高める効果が期待できるからです。
スキンケアをつけるのは手とコットンどっちがいいの?
手とコットン両方の良いところがあります。
メリット・デメリットを知った上で選びましょう。
メリット | デメリット | |
手 | ・摩擦が少ない
・化粧水の使用量が少なくて済む |
・塗りムラができやすい |
コットン | ・肌へ均一になじませられる
・ムラなくつけられる |
・化粧水の量が少ないと、
摩擦が起こり刺激になる |
スキンケアを手でつけると摩擦が少ないため、肌が敏感になっているときや肌荒れを起こしているときにおすすめです。
手でつける時は目や鼻の周りなど、細かい部分を意識して丁寧になじませましょう。
反対にコットンは肌へ均一になじませられますが、化粧水の量が少ないと肌が傷つき、逆効果になってしまうことがあります。
季節によってスキンケアを変えたほうがいいの?
自分に合ったスキンケアを使い続けるのも良いですが、肌の状態は季節によって変わるため、季節に合わせたスキンケアを取り入れましょう。
春 | 花粉やほこりで肌が過敏になるため、敏感肌用のスキンケアにする |
夏 | 紫外線に注意が必要、汗をかくのでスクラブ洗顔なども取り入れる |
秋 | 夏のダメージをケアし、保湿力の高いものを使用する |
冬 | 空気が乾燥し肌もかさつくため、保湿ケアを重点的に行う |
スキンケアまとめ
ここまでスキンケアについてお伝えしてきました。
スキンケアの要点をまとめると以下の通りです。
- スキンケアは自分の肌タイプや肌悩みに合わせた成分を選ぶ
- 男性の肌は乾燥しやすく、女性の肌はホルモンの影響を受けやすい
- 朝と夜ではスキンケアの目的が違うため、スキンケアの順番も変わる
- スキンケアアイテムごとの基本手順をおさえる
これらの情報が少しでも皆さまのお役に立てば幸いです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。