包茎とは?包茎の種類やデメリット、治療方法まで徹底解説!

包茎とは、男性器の亀頭と呼ばれる部分が皮に覆われていて、露出しないあるいは露出できない状態を指します。
包茎の種類によっては、早急に治療が必要な場合もあるため、包茎に悩んでいる方もいるのではないでしょうか?
今回は、包茎について、

  • 包茎とは?
  • 包茎の種類はどんなものがあるのか?
  • 包茎の治療方法とは?

以上のポイントを中心に解説していきますので、ぜひ最後までご覧ください。

包茎とは?

包茎とは、男性器の亀頭と呼ばれる部分が皮に覆われていて、露出しない状態を指します。
男性は、ほぼ100%包茎の状態で生まれてくるといわれており、成長とともに症状は改善していくことが多いです。
包茎の種類は、大きく分けて3種類あります。
男性器の亀頭より包皮と呼ばれる皮の部分の入り口が小さく、めくれない状態を真性包茎といいます。
一般的に、包茎は真性包茎のことを指すことが多いといわれています。
真性包茎は、先天性・後天性の2種類に分かれており、後天性の場合は亀頭や包皮が炎症を起こして包皮の入り口が狭くなることで発症することが多いとされています。
また、通常時は亀頭を包皮が覆っている状態を仮性包茎、亀頭の根元を包皮が締め付けてしまうことで、亀頭の腫れや痛みを伴うかんとん包茎があります
かんとん包茎は、早急に医師の診察と治療を受ける必要があるため、注意が必要です。
包茎の治療は、小児の場合は治療しないことが多く、成人の場合は排尿障害や炎症・感染症が起こるリスクがあるため、泌尿器科や形成外科などで治療を受けましょう。
出典:包茎の種類|医療法人康寿会皐月クリニック
   包茎とは|ドクターズファイル

包茎の種類

次に、包茎の種類について解説していきます。
包茎には、仮性包茎や真性包茎、かんとん包茎のほかに、肥満などが原因で脂肪に男性器が埋まってしまうことで起きる包茎などがあります。
それぞれの包茎の状態や特徴について詳しく触れていますので、参考にしていただけると幸いです。

仮性包茎

仮性包茎とは、通常時は亀頭が包皮で覆われており、勃起時に亀頭が包皮から露出する状態のことをいいます。
ただし、勃起時に亀頭の全てを露出させるためには、手で皮を剥く必要があります。
包茎の中では、仮性包茎の方が多く、目立った症状がない場合は治療しないことも多い症状です。
仮性包茎は、包皮内の衛生状態を保つために、入浴時には手で亀頭を露出させて洗浄することが重要です。
衛生状態が悪化すると、かゆみや赤み、腫れなどの症状が起きることがあります。
また、衛生状態が悪化した状態が長時間続くと、あかぎれや包皮炎などが頻発し、包皮の入り口が硬くなったり狭くなったりする可能性があります。
包皮の入り口が硬くなったり狭くなったりすることで、かんとん包茎や真性包茎に悪化することもあるため、注意が必要です。
出典:包茎の種類について|医療法人財団清佑会MSクリニック
   包茎の基礎知識|銀座みゆき通り美容外科

カントン包茎

かんとん包茎とは、仮性包茎の一種であり、嵌頓(かんとん)状態にある仮性包茎を指します。
嵌頓とは、器官が組織から出たまま腫れ上がり、そのまま戻らなくなった状態のことをいいます。
かんとん包茎は、包皮から亀頭が露出したまま、包皮の入り口によって締め付けられて腫れ上がり、鬱血や痛みを伴った状態です。
かんとん包茎を放置してしまうと、亀頭が壊死するリスクがあるため、早急に外科手術を受ける必要があります。
一般的に、第2次成長期あたりから、勃起を繰り返し、包皮の入り口が広げられて、亀頭が露出できるようになっていくことが多いです。
しかし、包皮の入り口が十分広がらないことにより、包皮の入り口が狭く亀頭が露出しにくい状態になります。
亀頭が露出しにくい状態で、男性器を洗うときなど何らかの原因で亀頭を無理に露出してしまい、戻らなくなってしまうことが原因と考えられています。
出典:包茎の種類について|医療法人財団清佑会MSクリニック
   包茎の基礎知識|銀座みゆき通り美容外科

真性包茎

真性包茎とは、包皮の先端が狭く、亀頭が全く露出しない状態を指します。
亀頭が露出しないため、包皮内の衛生状態が悪化しやすく、痛みやかゆみなどを感じることがあります。
性交も難しい状態のため、早期に治療することをおすすめします。
真性包茎は、癒着型・強度絞約型・ピンホール型・混合型の4種類に分けられます。
それぞれの特徴を以下の表にまとめましたので、参考にしていただけると幸いです。

真性包茎の種類 特徴
癒着型 亀頭と包皮の一部もしくは広範囲が癒着し、亀頭が露出できない状態
強度絞約型 包皮の入り口がとても狭く、亀頭の露出が困難な状態
ピンホール型 包皮口がかろうじて排泄できる程度にしか開いていない状態
混合型 上記の3つのうち、2種類が複合された状態

どの真性包茎の種類も炎症や感染症を起こしやすく、早めの治療が必要です。
症状が当てはまる方は、早急に泌尿器科や形成外科などを受診し、治療を受けることをおすすめします。
出典:包茎の種類について|医療法人財団清佑会MSクリニック
   包茎の基礎知識|銀座みゆき通り美容外科

潜在的絞約型仮性包茎

亀頭の根元で包皮がだぶついたような状態になっていて、亀頭が露出しているように見える包茎を、潜在的絞約型仮性包茎といいます。
包皮を男性器の根元に下げたときに、陰茎の途中に絞約輪と呼ばれる線がついていたり、輪状に赤くなっていたりする場合は、潜在的な包茎と考えられます。
皮膚の一部に負担がかかりやすく、皮膚が傷ついたり切れたりする可能性があるため、包皮炎や閉塞性乾燥性亀頭炎などの炎症が起こることがあります。
また、加齢が進むにつれて症状が出やすくなる可能性があり、症状が出た場合は包茎手術や感情切開術などの手術を受ける必要があり、注意が必要です。
出典:包茎の基礎知識|銀座みゆき通り美容外科

肥満型包茎

肥満型包茎とは、下腹部や脚などの脂肪によって男性器が埋没することで、亀頭を包皮が覆う状態を指します。
原因は肥満にあるため、ダイエットや脂肪吸引などで脂肪を落とすことで改善されることが多いとされています。
しかし、脂肪によって皮膚が伸びてしまっている場合、男性器の皮膚が押し出された状態が改善せず、包茎の症状も改善されない場合があります。
肥満型包茎の方の中には、メタボリックシンドロームの症状として包茎になっている方もいるといわれています。
太ってから包茎になったという方は、健康診断などでメタボリックシンドロームかどうか検査し、同時に治療していくことが重要です。
外科的手術を受けることで包茎が改善される場合もありますが、肥満の状態が続いていると再発することもあるため、脂肪を落とす運動習慣や食生活を心がけましょう。
出典:包茎の基礎知識|銀座みゆき通り美容外科
   「デブには包茎が多い」は事実だった!?脂肪と包茎の関係やその他の弊害を解説|メンズライフクリニック

埋没陰茎包茎

埋没陰茎包茎とは、陰茎が体内に埋没する割合が多い状態を指します。
通常時、陰茎は一定の割合が体内に埋没しており、勃起時に陰茎が膨張することで長くなります。
陰茎が埋没している割合が多いと、包皮が亀頭に被りやすい状態のため、包茎になりやすくなります。
埋没陰茎包茎の改善には、外科的手術を受ける必要があります。
陰茎の長さを調節する長茎術を受けることで改善が期待できます。
長茎術は、患者の陰茎の状態によって、2~8cm程度長くすることが可能といわれています。
出典:包茎の基礎知識|銀座みゆき通り美容外科

包茎のデメリット

次に、包茎のデメリットについて解説していきます。
包茎は、衛生状態が悪化しやすく、炎症や感染症になりやすいといわれています。
炎症や感染症、その他のデメリットについて詳しく触れていますので、ぜひ最後までご覧ください。

炎症の原因になる

男性器には通常、体に害がない状態で細菌が生息しており、感染予防の役割を担っているといわれています。
しかし、包茎の状態だと、衛生状態の悪化などの理由で細菌が繁殖しやすくなってしまい、亀頭包皮炎などの炎症を起こしやすくなります。
炎症を起こすと、かゆみや赤みなどの症状を発症しやすくなるほか、重症化すると包皮が硬くなったり縮んだりして、かんとん包茎や真性包茎になる原因にもなります。
そのため、包茎の方は亀頭や包皮の衛生状態を清潔に保つよう、洗浄を念入りにすることが重要です。
また、包茎の方は、陰毛が包皮に巻き込まれることで内皮が傷つき、炎症を起こすこともあります。
子どもに起きやすい症状といわれていますが、成人男性の方でも発症する可能性はあるため、注意が必要です。
発症することで痛みやかゆみを伴い、痛みにより勃起不全や射精障害に発展するケースもあります。

性病にかかりやすくなる

包茎の方は、亀頭に包皮が被さっている状態で亀頭の部分に病原菌が発生しやすいといわれています。
そのため、亀頭や包皮内の粘膜性の皮膚がウイルスに感染することで、尖圭コンジローマや性器ヘルペスなどにかかりやすくなります。
尖圭コンジローマとは、ヒトパピローマウイルスなどが原因の性感染症の一種で、かゆみや痛みが初期症状として現れる疾患です。
亀頭や包皮内の皮膚などに起こりやすく、表面がぶつぶつしたイボ状の突起が多発するのが特徴とされています。
性器ヘルペスとは、性器周辺に痛みやかゆみなどを伴う水ぶくれができる性感染症の一種です。
水ぶくれができる前に、ヒリヒリとした痛みや太ももあたりに神経痛のような症状が、前兆として出ることもあります。
一度ウイルスに感染すると、神経に潜伏して免疫力が落ちたときに再発する可能性もあるため、注意が必要です。
性感染症に感染した場合は、重症化する前にできるだけ早く医師の診察を受けて治療しましょう。
出典:尖圭コンジローマ|新宿駅前クリニック
   性器ヘルペスにお悩みの方へ|What’sヘルペス?

垢が溜まり悪臭のもとになる

包茎の方は、亀頭が包皮に包まれているため垢が溜まりやすく、悪臭の原因になることがあります。
垢が溜まった状態が続くと、衛生環境が悪化し、炎症や感染症にかかるリスクもあるため、注意が必要です。
包茎の種類によっては、包皮を剥けないため、包皮内の衛生状態を改善することが難しいため、真性包茎やかんとん包茎の方は早急に治療を受けましょう。

陰茎癌のリスクが高まる

陰茎癌とは、亀頭に発症しやすい悪性腫瘍を指します。
日本では、発症率は0.5%といわれていますが、包皮内の衛生環境の悪化が原因で発症しやすく、炎症や感染症にかかりやすい包茎の方は発症するリスクがあります。
陰茎癌の発症には、ヒトパピローマウイルスとの関係性も指摘されています。
ヒトパピローマウイルスは主に性交渉で感染しますが、多くの場合は免疫機能によって自然治癒するといわれており、症状が悪化することは稀です。
ヒトパピローマウイルスは、陰茎癌のほか、女性の子宮頸がんの原因にもなるため、予防するためには陰茎を清潔に保つことが重要になります。
出典:ヒトパピローマウイルス(HPV)と子宮頸がんワクチン(ファクトシート)|厚生労働省検疫所FORTH
   【医師監修】包茎のデメリットとは?手術・治療すべき人の特徴も解説|メンズライフクリニック

尿が飛び散る

包茎の方は、亀頭に包皮が被さっている状態のため、包皮が邪魔となり尿が飛び散ることがあります。
真性包茎やかんとん包茎の場合は、包皮の中に尿が溜まってから一気に押し出される状態になるため、より飛び散りやすくなります。
小児の場合、ほとんどが成長段階で包茎が改善されることが多く、急いで治療するのは不要とされています。
様子を見ながら、排尿が難しかったり、炎症を繰り返したりする場合は、外科や泌尿器科の受診を検討しましょう。
成人男性の場合、包茎による炎症や感染症の発症リスクがあるため、包茎の種類によっては包茎手術を受ける必要があります。

早漏の原因になる

包茎の方は、通常時亀頭が包皮に覆われているため、刺激に対して敏感になっている場合があります。
そのため、性交渉などの性的刺激に敏感で、すぐ射精してしまう早漏になりやすいといわれています。
早漏は、性交渉に対して男性が不甲斐ないと感じてしまったり、自信をなくしたりする原因にもなります。
性交渉に対してネガティブな気持ちを抱えることで、心因性のEDを発症することもあるため、注意が必要です。

性行為に支障が生じる

包茎の方は、包皮が亀頭に被っている状態のため、コンドームが外れやすかったりつけにくかったりする場合があります。
また、女性器に対しての摩擦や刺激が少なく、亀頭が敏感なため挿入時に痛みを感じやすいこともあり、性交渉に支障が出やすくなります。
自分以外にも影響を及ぼす可能性があります。
パートナーとの性交渉中に、包茎が原因で集中できなかったり、包皮が亀頭に被っているために刺激が弱かったりすることで、相手の満足度を下げてしまう可能性があるためです。
相手の満足度が下がったり、男性が性交渉にネガティブな印象を持ったりすることによって、セックスレスなど人間関係の悪化に繋がることもあります。

包茎の治療方法

ここからは、包茎の治療方法について解説していきます。
包茎手術にもさまざまな種類があるため、包茎の種類や悩みの度合いによって、受ける手術は異なります。
それぞれの治療方法の特徴について触れていますので、参考にしていただけると幸いです。

亀頭直下埋没法

亀頭直下埋没法とは、包皮の余っている部分を計測して除去範囲を決定し、切除・縫合する手術になります。
縫合する部分は、亀頭の根元である環状溝と呼ばれる部分になるため、傷が表面に見えづらいため、他人にバレにくい特徴があります。
また、除去範囲の多くは包皮内板と呼ばれる薄い皮膚の部分になるため、将来包皮炎や裂傷などのトラブル予防効果も期待できます。
デメリットとして、亀頭直下埋没法は医師の技術力が反映されやすい施術とされています。
そのため、医師の技術力によっては、仕上がりに差が出る可能性もあるため、慎重なクリニック選びが重要になります。
出典:亀頭直下法による包茎手術|銀座みゆき通り美容外科

環状切開法

環状切開法とは、包茎施術の基本となる施術といわれています。
環状切開とは、輪っか状に余った包皮を切除する方法を指し、亀頭付近での環状切開を「亀頭直下埋没法」、陰茎根元での環状切開を「根部切開法」となります。
環状切開法は、包茎を改善することを重視しているため、縫合部位によっては陰茎がツートンカラーになったり縫合した傷が目立ったりする場合があります。
環状切開法は、費用を抑えられる傾向があるため、包茎手術の費用を抑えたいという方におすすめしやすい手術です。

根部切開法(バックカット法)

根部切開法とは、包皮の余った部分を切開し、陰茎の根元で縫合する治療方法です。
陰茎の根元で縫合するため、傷が陰毛に隠れて目立ちにくくなるのが特徴とされています。
しかし、真性包茎やかんとん包茎の方は、陰茎の根元付近で施術しても症状改善が見込めないため、適用できない場合があります。
また、根部切開法は術後の腫れやむくみが出やすいといわれているため、手術後のケアが重要になります。
根部切開法は、伸縮性の少ない包皮内板が残るため、亀頭の下の部分に包皮が余り、だぶついた見た目になったり、包茎に戻ったりする可能性もあります。
また、根元の皮膚は負担がかかりやすく、傷が硬くなったりケロイド状になったりするリスクもあるため、手術を受けるか慎重に検討しましょう。

クランプ法

クランプ法とは、包茎手術専用の器具であるクランプを使用した治療方法です。
クランプは、コーンと呼ばれる器具を亀頭に被せて、コーンに被せるように包皮を持ち上げます。
コーンに包皮を被せた状態でリング状の器具を被せて包皮を固定し、リングのガイドに沿って包皮を切除します。
手術時間が約10~15分と短時間で済むことや、手術中や手術後の出血が少ないことがメリットとして挙げられます。
クランプ法は、切除するときにレーザーメスを使用することが多く、レーザーでダメージを受けるため、傷跡が綺麗になりづらい傾向があります。
また、縫合する幅が広くなることが多く、傷跡が目立ちやすかったり、陰茎がツートンカラーになりやすかったりします。
出典:クランプを用いた包茎手術|銀座みゆき通り美容外科

背面切開法

背面切開法とは、包皮を切除せずに切り込みを入れることで改善を目指す治療方法です。
主に、これから成長していく可能性がある小児の包茎治療に適用されることが多い施術になります。
安易に切除してしまうことで、将来、陰茎の皮が足りなくなり、勃起に影響が出ることもあるためです。
背面切開法は、包皮を切り取らない手術のため、包茎の根本的な改善には至らない場合があります。
また、切り込みを入れる範囲や場所には限界があり、手術後の陰茎の形が歪になる可能性もあるため、抵抗がある方は他の手術方法を検討しましょう。

糸と針による切らない包茎術

包茎手術には、メスを使用せずに包茎の改善が期待できる手術方法があります。
メスの代わりに針と糸を使用し、包皮を糸で結んだ状態で陰茎の根元で固定する方法です。
包皮を切らないため、手術時間が短く済むほか、手術後のダウンタイムが短くなりやすいことがメリットとして挙げられます。
デメリットとして、陰茎は勃起などで伸縮するものであり、勃起やマスターベーション、性交渉などによって伸びるため、結果として糸が切れてしまうリスクがあります。
糸が切れてしまうと、包茎に戻ってしまったり、包茎が悪化してしまったりする場合があるため、注意が必要です。
また、糸で根元に包皮を固定しているため、陰茎の根元で皮がだぶついた状態になっているため、見た目が不自然で目立ちやすいこともデメリットとしてあげられます。

ヒアルロン酸による切らない包茎術

ヒアルロン酸を使用した包茎手術とは、亀頭にヒアルロン酸を注入して大きくすることで、物理的に包皮が被らないようにする手術です。
亀頭に異物を混入させることは極めてリスクが高いとされているため、注意が必要です。
亀頭にヒアルロン酸を注入してから、血管に成分が混入すると塞栓と呼ばれる症状を引き起こします。
ヒアルロン酸などの異物が血流を止めてしまい、結果的に亀頭が壊死してしまう可能性があります。
また、亀頭にヒアルロン酸を注入する場合、亀頭冠と呼ばれる部位に注入するため、その部分だけが肥大して、いびつな形になりやすいとされています。
ヒアルロン酸が体内に吸収されていく過程で、吸収率に差が生まれ、亀頭がでこぼこになることも考えられます。
ヒアルロン酸注入を考えている方は、慎重に検討することをおすすめします。

年齢層に合わせた包茎対応

ここからは、年齢層に合わせた包茎に対する対応について解説していきます。
新生児~高齢者まで、それぞれの年齢層で包茎に対する対応は異なる場合が多いです。
年齢層ごとに詳しく触れていますので、ぜひ最後までご覧ください。

新生児の包茎

新生児の場合、ほとんどの男児が真性包茎の状態で生まれてきます。
新生児期~乳幼児期の間は、真性包茎であることは正常とされており、成長とともに少しずつ剥けていきます。
無理に剥こうとしてしまうと、亀頭が露出したまま戻らなくなってしまうかんとん包茎になってしまう場合があるため、様子を見る程度に留めておきましょう。

成人前の包茎

成人前の包茎への対応は、包茎の種類や何らかの症状が出ているかによって異なります
真性包茎やかんとん包茎の場合、すでに痛みやかゆみ、腫れなどの症状を発症していることがあるため、早急に治療が必要です。
仮性包茎の方の中で、炎症を起こしたり、陰茎や亀頭などにかゆみなどの症状がある場合も、できるだけ早めに医師の診察を受けましょう。
成人前の方で包茎に悩んでいるという方は、思春期を目安に泌尿器科などを一度受診してみることをおすすめします。

成人の包茎

成人後の場合は、陰茎の成長や自然に包茎が改善される可能性が薄くなるため、気になる方はできるだけ早めに治療するのがおすすめです。
包茎をコンプレックスに感じている男性は、性交渉時のトラブルや早漏などが原因で心因性のEDになる場合もあります。
心因性のEDの場合、心のケアが必須となり、改善に時間がかかる傾向があるため、予防のためにも早めの受診をおすすめします。

高齢者の包茎

高齢者の方の中には、将来自分が介護されることを考えて、包茎手術を受ける方もいます。
また、孫などの親族に包茎を見られることが恥ずかしいと考える方も多いです。
包茎にコンプレックスを抱えている方や、介護されるときまでに包茎を改善しておきたいという方は、泌尿器科などを受診して医師に相談するのがおすすめです。

包茎に関するよくある質問

最後に、包茎に関するよくある質問について解説していきます。
包茎手術や手術を受ける時期について紹介していますので、ぜひ最後までご覧ください。

包茎は自分で治せますか?

第2次成長期までの方であれば、成長に伴って自然に改善していく可能性もあります。
また、毎日少しずつ剥いていくことで、包茎を自然に改善することも可能といわれています。
しかし、成長期を過ぎた方の場合、自力で包茎を改善することは難しいため、医師に相談して包茎手術を受けることをおすすめします。
無理に剥いたり、いじりすぎたりすることで、炎症や思わぬトラブルに発展する可能性もあるため、注意が必要です。

包茎手術は保険適用ですか?

包茎手術は、保険適用できる場合とできない場合があります
一般泌尿器科で手術を受ける場合、真性包茎と亀頭が腫れ上がっている状態のかんとん包茎に関しては保険が適用できます。
一般泌尿器科での包茎手術は、包茎の改善が主目的のため、見た目を重視した施術ではない場合が多いです。
そのため、傷が目立ちやすかったり、陰茎がツートンカラーになったりする場合があります。
美容形成外科や包茎の専門クリニックでは、自由診療になり、保険の適用外になります。
見た目を重視した包茎手術が受けられるため、手術後の仕上がりを気にするという方は、自由診療で手術を受けるのがおすすめです。
出典:包茎のデメリット・保険適用と自費治療に関して医師が解説|ペニラボ|MSクリニック

包茎手術は痛いですか?

多くのクリニックでは、包茎手術のときに麻酔を使用します。
表面麻酔と局所麻酔を使用し、痛みに配慮した施術が受けられます。
クリニックによっては、マスク麻酔や静脈麻酔などをオプションとして取り扱っているところもあります。
また、手術後に痛み止めを処方してもらえるところも多く、麻酔が切れた後の痛みに対してのアフターケアも受けられます、
痛みに弱い方や手術に対する不安がある方は、医師に相談し、使う麻酔の種類や量を調整してもらうことをおすすめします。

包茎はすぐに治療した方がいいですか?

包茎の治療は、患者の年齢や本人の希望、包茎の種類や程度によって、治療した方がいいかの判断は異なります。
新生児や乳幼児、思春期の前までであれば、成長とともに改善される可能性もあるため、積極的な治療を受ける必要がない場合もあります。
18歳くらいまでに包茎が改善しない場合は、その後自然に改善される可能性が低くなるため、包茎手術を受けるか検討するのがおすすめです。
また、年齢や包茎の種類にかかわらず、痛みやかゆみなどの症状が出ている場合は、炎症や感染症の可能性があるため、早急に治療を受けましょう。
出典:よくある質問-治療に関するご質問|医療法人康寿会皐月クリニック

包茎についてのまとめ

ここまで包茎についてお伝えしてきました。
包茎の要点をまとめると以下の通りです。

  • 包茎とは、亀頭に包皮が被さり、亀頭が露出されない状態のことを指す
  • 包茎には、真性包茎・仮性包茎・かんとん包茎がある
  • 肥満や埋没陰茎などが原因で包茎になる場合もある
  • 包茎手術には、亀頭直下埋没法や環状切開法、クランプ法などがある
  • 包茎の治療は、患者の年齢や症状の程度によって対応が異なるため注意が必要

これらの情報が少しでも皆さまのお役に立てば幸いです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。