スキンケアには、多くの種類があるため、どのアイテムが自分に合っているかを探すには、時間が必要です。
また、肌悩みも季節や年齢によって異なるため、どのようなスキンケアアイテムを選ぶべきか分からない方も多くいらっしゃるでしょう。
本記事では、スキンケアのおすすめアイテムや基本・手順について以下の点を中心にご紹介します。
- スキンケアの役割
- スキンケアの手順
- 年代別スキンケアアイテムの選び方
スキンケアのおすすめアイテムについて理解するためにもご参考いただけますと幸いです。
ぜひ最後までお読みください。
スキンケアアイテムの役割
健康的で美しい肌を目指すには、正しいスキンケアが大切です。
しかし、朝と夜のスキンケアの違いや、スキンケアの正しい順番、スキンケアアイテムの役割がよく分からないという方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そこで、スキンケアアイテムの役割について、スキンケアのアイテム別にご説明します。
クレンジング・洗顔
スキンケアの中でもクレンジングと洗顔は、肌の汚れを落とす役割があるため、重要なアイテムです。
まず、クレンジングには、メイク汚れを落とす役割があります。
メイク商品の原料は油性であるため、洗顔料では落としきることはできません。
一方、洗顔は、肌表面の汗やホコリなどといった、水性の汚れを落とす役割があります。
汗やホコリ、皮脂や古い角質などは水性の汚れのため、洗顔だけで落とすことができます。
化粧水
化粧水の役割は主に、肌に水分を与え皮脂の分泌を整えることです。
多くの方が化粧水を使用するのは、クレンジングや洗顔で肌表面の汚れを落とした後かと思います。
クレジングや洗顔を行うと、肌表面の汚れと一緒に、肌の水分も失われてしまうため、化粧水で肌の失われた水分を素早く補う必要があります。
また、洗顔後の肌は、phバランスが弱アルカリ性に傾いてしまう傾向があります。
POINT!
肌のphバランスを整えるためにも、化粧水が重要になります。
化粧水は、角質層に水分を届け、肌にうるおいを与えることで肌が柔らかくなり、乳液・クリーム・美容液といったスキンケアアイテムを肌に浸透しやすくする働きも期待できます。
乳液・クリーム
乳液とクリームの主な役割は、化粧水で補った肌の水分が蒸発しないよう、うるおいを閉じ込めることです。
まず、乳液とは、肌を柔らかくする役割を持つ保湿アイテムです。
POINT!
乳液は、水分が多く含まれているため、肌馴染みが良くさっぱりとしたテクスチャーのものが多いです。
一方、クリームは、油分が多く含まれている影響で保湿時間が長く、たっぷりとうるおいを与えたい時や、肌の乾燥が気になる冬の時期の使用がおすすめです。
POINT!美容液
美容液は、スキンケアの中でもスペシャルケアのカテゴリーに位置し、肌悩みに合ったアイテムを使用するとよいです。
美容液には、うるおい補給、美白、シワ改善、ニキビ用、皮脂分泌抑制効果、紫外線防止効果などといった種類があります。
乾燥が気になる方はうるおい補給が可能な美容液を、シワが気になる方はエイジングケアが可能な美容液などがおすすめです。
スキンケアの役割と手順
スキンケアの役割について、アイテム別にご説明してきましたが、スキンケアを行う際はどういった手順で行うのがよいのでしょうか。
スキンケアの役割と手段について、朝と夜に分けてご説明します。
朝のスキンケアの役割とは
朝のスキンケアの役割は、睡眠中にかいた汗や皮脂、肌についた寝具や空気中のホコリなどの汚れを落とすことです。
また、肌の汚れを落とした後は、肌を外気の刺激から守るために、保湿ケアや紫外線対策などを行う必要があります。
夜のスキンケアの役割とは
夜のスキンケアは、乾燥や紫外線、ホコリなどから受けた日中の刺激から肌を守る役割があります。
日中にダメージから肌を回復させるためには、肌の汚れを落とし、化粧水や乳液・クリームなどで肌をたっぷりと保湿をしてうるおいを与えることが大切です。
朝のスキンケアの手順
スキンケアアイテムを行う際は、水分の多いものから順番に使用し、油分の多いもので最後に蓋をするイメージで使っていきます。
朝のスキンケアは基本的に
- 洗顔
- 化粧水
- 美容液
- 乳液・クリーム
の順番に使いましょう。
洗顔で睡眠中にかいた汗や角質などの汚れを洗い流し、肌を清潔にします。
その後、化粧水で肌にうるおいを与え、美容液で栄養を与えます。
最後に乳液やクリームで化粧水や美容液で補ったうるおいや栄養を閉じこめて終了です。
朝は、スキンケア後にメイクや日焼け止めを付ける方が多いと思います。
POINT!夜のスキンケアの手順
夜のスキンケアは、
- クレンジング
- 洗顔
- 化粧水
- 美容液
- 乳液・クリーム
の順番で行いましょう。
洗顔前にクレンジングをし、メイクや皮脂汚れ、日焼け止めを落としたら、次は洗顔を行います。
洗顔をすることで、古い角質やクレンジングの洗い残しをオフすることができます。
洗顔後は、化粧水で肌に水分を与え柔らかくほぐしていきます。
その後、肌悩みに合った美容液を使用し、日中ダメージを受けた肌に栄養を与えていきます。
仕上げはお好みのテクスチャーの乳液やクリームでうるおいを閉じ込めましょう。
年代別アイテムの選び方のコツ
スキンケアアイテムは、肌悩みに合ったものを選ぶのがコツです。
また、肌悩みは年代によっても異なるため、どういったポイントで選べばよいのでしょうか。
そこで、年代別スキンケアアイテムの選び方についてご紹介します。
20代
20代の肌は変化が起こりやすく、20代前半に皮脂分泌が多くなり、そこから皮脂量が減っていくため、肌悩みも変化していきます。
従って、肌に変化が起こりやすい20代は、肌トラブルを予防するために、保湿と紫外線対策がとても大切です。
20代の方がスキンケアアイテムを選ぶ際は、乾燥を防げる保湿ケア・バリア機能維持やシミやシワ、たるみの予防のための紫外線対策を心がけながらアイテム選びを行いましょう。
30代
30代になると、20代とは異なる肌悩みが出てきます。
具体的には「乾燥」「シミやくすみ」「たるみ毛穴」などがあります。
ターンオーバーの周期が乱れやすいのも特徴で、古い角質やメラニンが蓄積することで、シミや肌がくすみ、肌のトーンが暗く見えてしまいます。
また、肌のコラーゲンやエラスチンの量が減り、肌の弾力が失われ、毛穴悩みや皮膚のたるみなどの悩みも増えてくる年代です。
従って、30代の方がスキンケアを選ぶ際は、水分と油分をバランスよく補えるアイテムやバリア機能を高められるものを選びましょう。
40代
40代になると、肌の皮脂量や水分量が20代・30代に比べ減少していきます。
従って、40代の方がスキンケアアイテムを選ぶ際は、保湿力が高いスキンケアアイテムと、肌悩みに合わせたものを選ぶとよいでしょう。
スキンケアアイテムはしっかり保湿できるものを選び、スペシャルケアでエイジングケアが期待できるものや、悩みにアプローチできる成分が入っているものがおすすめです。
おすすめのスキンケアアイテム
これまで、スキンケアアイテム別の役割や使用手順、年代別のスキンケアアイテムの選び方をご説明してきました。
そこで、おすすめのスキンケアアイテムを9選ご紹介します。
スキンケアアイテムを見直したい、新しいものを使ってみたいと考えられている方の参考になれば幸いです。
ロゼット 夢みるバーム 海泥スムースモイスチャー
ロゼットの「夢見るバーム」は、メイクはもちろん、毛穴汚れや古い角質も同時にオフできるクレンジングバームです。
肌の上でとろけるように伸びるテクスチャーで、海泥・オイル・酵素などが配合されているため、しっとりとなめらかな洗い上がりが特徴です。
パラベンやエタノールフリーなため、敏感肌の方でも使いやすい処方となっています。
オバジ オバジC 酵素洗顔パウダー
オバジの「オバジC酵素洗顔パウダー」は、酵素配合の洗顔料で、酵素の働きにより、肌をつるんとなめらかな状態に導いてくれます。
特に、肌のざらつきや毛穴が気になる日に使用することで、肌の変化を感じられます。
POINT!オバジC酵素洗顔パウダーは、名前の通りパウダータイプの洗顔料のため、泡立てることでふんわりとした泡を簡単に作ることができます。
毛穴撫子 重曹泡洗顔
毛穴撫子「重曹泡洗顔」は、洗浄成分の重曹が配合されているため、肌の汚れや余分な角質をすっきりオフすることのできる洗顔料です。
重曹の働きで肌の汚れや余分な角質をオフすることで、つるんとなめらかな陶器肌へと導くことができます。
また、ヒアルロン酸・コラーゲン・ハチミツ・ローヤルゼリーなどの保湿成分も含まれているため、洗い上がりはしっとりとしている特徴があります。
アクセーヌ モイストバランス ローション
アクセーヌ「モイストバランス ローション」は、保湿成分が配合されているため、洗顔後の水分チャージにおすすめのローションです。
POINT!
従って、アクセーヌ「モイストバランス ローション」は、乾燥肌の方や、保湿したいけどベタつき感が苦手な方にお勧めできる化粧水といえます。
菊正宗 日本酒の化粧水 高保湿
菊正宗「日本酒の化粧水 高保湿」は、日本酒やアミノ酸、セラミドなどといった保湿成分がふんだんに配合された化粧水です。
化粧水自体にとろみがあり、肌へスーッと馴染んでいきます。
肌にスーッと馴染むことで、角質層のすみずみまで染み渡り、しっとりもちもちの質感に肌が仕上がります。
肌にやさしい弱酸性で、着色料・鉱物油などは無添加のため、様々な肌質の方に使って頂けます。
タカミ タカミスキンピール
タカミ「タカミスキンピール」は、手軽に使えるピーリング美容液です。
肌のざらつきや毛穴などが気になる方は、ピーリング美容液である、タカミスキンピールを普段のスキンケアにプラスすることをおすすめします。
ピーリングと聞くと、肌に大きな負担がかかるイメージですが、普段使いができるピーリング美容液のため、普段使いが可能です。
オバジ オバジC25セラム ネオ
ビタミンCのスキンケアで有名なオバジ「オバジC25セラム ネオ」は、シリーズ最高濃度のピュアビタミンCが配合された美容液です。
POINT!
ミノン アミノモイスト エイジングケア ミルククリーム
ミノン「アミノモイスト エイジングケア ミルククリーム」は、こっくりとしたテクスチャーでうるおいとハリを与える乳液です。
軽やかな使い心地のため、肌にさっと伸び、シワや乾燥などの年齢による肌悩みをケアすることができます。
肌にうるおいを閉じ込め、しっとりとしたツヤ肌をキープすることができ、乾燥による小ジワを目立たなくする効果が期待できます。
POINT!キュレル 潤浸保湿フェイスクリーム
キュレル「潤浸保湿フェイスクリーム」は、肌をしっとり保湿することができる、やわらかくなめらかな使用感が特徴のフェイスクリームです。
べたつかない質感のため、朝・夜と使うことができます。
セラミド機能成分やユーカリエキスなどといった保湿成分が配合されているため、肌のうるおいを閉じ込め、ハリのある肌へと導いていきます。
POINT!スキンケアのおすすめまとめ
ここまでスキンケアやスキンケアの基本・手順などについてお伝えしてきました。
スキンケアについての要点をまとめると以下の通りです。
- スキンケアには、肌の汚れを取り美しく健康的な肌へと導く役割がある
- スキンケアの基本的な手順は、1.洗顔2.化粧水3.美容液4.乳液・クリーム
- 年代別に肌悩みに合ったスキンケアを選ぶことが大切
これらの情報が少しでも皆さまのお役に立てば幸いです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。