肌荒れが治らない原因とは？セルフでできる対策方法もご紹介！

2023年2月28日
スキンケア

スキンケア

- 0.1 【オンライン診療可能】 MeDi+美肌
1 肌荒れが治らない原因について
- 1.1 【オンライン診療可能】 MeDi+美肌
2 肌荒れが治らない肌状態とは？
3 肌荒れを引き起こすさまざまな原因
4 肌荒れが治らないときのNG行動
5 肌荒れが治らないときの対処法
6 肌荒れが治らない原因に関するよくある質問
7 肌荒れが治らない原因まとめ
- 7.1 【オンライン診療可能】 MeDi+美肌

【オンライン診療可能】 MeDi+美肌

色々なスキンケアを試しているけど、いまいち効果がでない…..
そんな人は医薬品で解決しましょう。
肌の表面1%までしか到達しない化粧水とは違い、医薬品は体の内側から美肌作りをお手伝いします。
手に入りづらい美肌のお薬ですが、Medi+美肌ならオンライン完結で処方してもらうことができます。※1
診察料無料でお薬のお値段もお手頃価格なので気になる人は診察だけでもしてみてください！

オンライン診察可能！

MeDi+美肌
詳しくはこちら！

※1：対面での診察が必要な場合もございます。

肌荒れが治らない原因について

「肌荒れを治したいけれどどうすればいいか分からない」「自分の肌に合ったケア方法を知りたい」このようなお悩みを抱えている方は多くいるのではないでしょうか。
本記事では、肌荒れが治らない原因について以下の点を中心にご紹介します。

肌荒れが治らない肌状態について
肌荒れが治らないときにやってはいけないNG行動とは
肌荒れが治らないときに注意して行うべき対処方法とは

肌荒れについて理解するためにもご参考いただけますと幸いです。
ぜひ最後までお読みください。

【オンライン診療可能】 MeDi+美肌

オンライン診察可能！

MeDi+美肌
詳しくはこちら！

※1：対面での診察が必要な場合もございます。

肌荒れが治らない肌状態とは？

肌荒れがない一般的な状態とは、肌表面のキメが整っており、ツヤやハリをキープできている状態を指します。
肌荒れと一言でいってもさまざまな症状があるのが特徴です。
具体的に「肌荒れが治らない肌状態」とは一体どのようなものなのか、それぞれの症状別に詳しくみていきましょう。

乾燥している

肌荒れの初期的症状として挙げられるのが肌の乾燥です。
特に冬場など、空気が乾いている時期に多いと思われていますが、夏の電車や職場内のエアコンなどが原因で肌が乾燥することもあり、季節を問わない悩みの種となっています。
肌の乾燥とは表面の皮脂や水分が不足しており、潤いのない状態を指し「ドライスキン」とも呼ばれています。
肌表面の角質層には大切なバリア機能の役割があり、正常に働くことで脂質や水分が逃げるのを防いでくれます。
しかし、バリア機能が低下すると水分がどんどん失われてしまい、結果として肌の乾燥が進行してしまうため、乾燥を防ぐためにはバリア機能を守ることが何より重要です。

ニキビ・吹き出物が出ている

思春期になると多くの方がニキビで悩まれるのではないでしょうか。
ニキビは、角質やメイク汚れ、余分な皮脂などが毛穴に詰まって炎症を起こしている状態で、思春期のニキビは主に過剰な皮脂分泌が原因となっています。
大人になっても吹き出物などで悩む方も多くいますが、大人の場合は生活習慣や栄養バランスの乱れが原因であるケースも少なくありません。
ニキビや吹き出物は、肌のターンオーバーがうまくいかずに皮脂がつまり「アクネ菌」が過剰に増え、炎症を起こし発疹となります。
「アクネ菌」はニキビの原因となる菌で、皮脂を栄養源としているため、毛穴のつまりを解消しない限りアクネ菌が増え続けてしまう悪循環を抜け出せません。
ニキビの種類は主に4種類あるため、正しいケアをするためにも自分のニキビはどの症状なのかを理解しておくことが大切です。

白ニキビ	初期段階のニキビです。発疹が盛り上がっており白や乳白色に見えます。毛穴に皮脂が詰まり、ターンオーバーがうまくいかずに古くなっている状態です。
黒ニキビ	白ニキビから進行してしまったニキビです。貯まった皮脂が毛穴を広げ、空気に触れることで皮脂が酸化して黒く見えます。
赤ニキビ	黒ニキビがさらに悪化し、詰まった皮脂に菌が繁殖して炎症を起こします。ニキビが赤く腫れあがった状態です。
黄ニキビ	菌の増殖による炎症がより進行し、毛穴の中に膿が溜まってしまっている状態です。放置するとニキビが治っても凸凹した跡が残ることもあります。

赤みがある

肌の赤みは主に2つの原因があります。
「皮膚の炎症」と「毛細血管の拡張」です。
肌に細菌が侵入すると、体は菌を排除するために免疫細胞を集め、その結果、血管の拡張が起こり肌の赤みが症状としてあらわれます。
普段は肌のバリア機能によりこうした赤みが出ることはありません。
しかし、バリア機能の低下によって小さな刺激で肌細胞が破壊されたり、異物の侵入を許してしまうことで炎症が起きます。
また、こうした肌トラブルを繰り返しているうちに、拡張した毛細血管が戻らなくなってしまうケースもあり、赤みが長引いてしまうといった研究結果もあります。
出典：アメリカ国立医学図書館「皮膚の研究と技術」

湿疹・痒みがある

湿疹・痒みの症状は広範囲にあらわれ、その原因も人によりさまざまです。
主な原因として、下記のようなものが挙げられます。

乾燥	誤ったスキンケアや加齢などにより肌が乾燥すると、小さな刺激で痒みを感じることがあります。
汗	塩分や尿素などの老廃物が刺激となり痒みの症状があらわれます。汗を放置すると菌が繁殖し、肌のかぶれやアレルギーなどを引き起こすケースもあります。
かぶれ	植物や金属など、何かしらが触れることで肌がかぶれ、湿疹・痒みを引き起こします。
虫さされ	蚊、蜂、ノミ、ダニなどの虫が原因となって起こる痒みや炎症で、毒性や虫刺されの刺激により症状があらわれます。
日光	稀なケースとして、日光が原因となり湿疹・痒みが起こることがあります。肌に塗ったものや遺伝性などが要因となっており、もし症状が起きた場合は皮膚科の医師に相談してください。

上記以外にも、湿疹・痒みの原因となるものはさまざまあるため、繰り返し肌が荒れてしまうことも少なくありません。
体調や環境の変化によって症状が出ることもあり、女性の場合は更年期に湿疹・かゆみが出ることもあります。

毛穴が目立っている

毛穴が目立つとメイクノリも悪く、さらに実年齢よりも老けて見えてしまうこともあります。
毛穴トラブルは主に下記の3種類に分類されますので、それぞれの特徴について理解しておきましょう。

開き毛穴

均一な大きさの開き毛穴の場合、皮脂の過剰分泌が主な要因です。

大きさがバラバラの場合はニキビ跡が原因であることが多く、肌がクレーターのようになり毛穴が目立ってしまいます。

黒ずみ毛穴

角質と皮脂が混ざってできた角栓が酸化し、毛穴が黒く見えてしまいます。

皮脂の過剰分泌やメイク汚れなどが残っていると出やすい毛穴トラブルです。

たるみ毛穴

30代以降の方に多いとされ、肌のハリ不足が原因です。

紫外線ダメージや加齢により衰えで弾力が低下し、毛穴もたるんでしまい開きが目立ちます。

毛穴トラブルは、皮脂の過剰分泌や加齢、たるみによって毛穴が開いてしまい、皮膚が荒れやすくなることで起こります。
毛穴の開きを改善させるためには食生活も重要なポイントになります。
症状に合わせて下記のような食材を取り入れてみてください。

開き毛穴：ねばねば食材

「ビタミンB2・B6」皮脂の分泌をコントロールしてくれます。

食物繊維が豊富な食材もおすすめです。

黒ずみ毛穴：緑黄色野菜

「ビタミンA・C・E」「カロテノイド」などの栄養素を積極的に摂取してください。

たるみ毛穴：魚やお肉

たんぱく質が多い鶏ささみなどを摂取することで、たるみ毛穴の改善を目指せます。

【オンライン診療可能】 MeDi+美肌

オンライン診察可能！

MeDi+美肌
詳しくはこちら！

※1：対面での診察が必要な場合もございます。

肌荒れを引き起こすさまざまな原因

「結局肌荒れは何が原因なの？」「なぜ肌トラブルが生じてしまうのか根本的な要因を知りたい」
こうした悩みを抱えている方は非常に多く、実際肌荒れを引き起こす原因を知っておくことは正しいケアをするためにもとても重要です。
ここで、なぜ肌荒れが起こってしまうのか、そのさまざまな原因について、ここで詳しく見ていきましょう。

紫外線をはじめとする外的刺激

肌荒れを起こしてしまう要因として代表的なものが、紫外線や花粉、大気汚染などの外的刺激です。
本来、人の体は外的刺激を受けてもダメージの修復ができるのが特徴です。
しかし、加齢などによって修復する力はだんだんと弱まってしまいます。
そのため、紫外線などのダメージがどんどん蓄積され、肌荒れが起こるなどさまざまなトラブルが生じてしまいます。
日焼けがひどい場合は皮膚炎になってしまい、さらに長期的にケアを怠ってしまうと皮膚がんに進行してしまうケースも珍しくありません。
紫外線と聞くと、夏場の日差しを思い浮かべる方も多くいますが、夏以外の季節、日陰や室内にいても油断は禁物です。
ダメージの蓄積を防ぐためには、常にUVケアを欠かさず、年間を通して徹底的に行う事を心掛けましょう。

バリア機能の低下

肌荒れの根本的原因の1つといっても過言ではないのが、バリア機能の低下です。
人間の皮膚は「表皮」「真皮」「皮下組織」の3つの層に分かれており、一番外側の表皮にある角質層が、肌のバリア機能の役割を担っています。
角質層を潤すためには、下記の3つの保湿因子が必要となります。
これらはもともと肌に備わっている成分です。

皮脂膜	汗と皮脂が混ざり合い、水分の蒸発や乾燥を防いでくれる
角質細胞間脂質	水と油に結びつきやすい性質を持っており、肌の水分を保つ役割を担っている
NMF	水分を取り込んで保持する働きがあり、潤いをキープするためには欠かせない成分

表皮にダメージを与えたり傷ついたりすると、バリア機能が弱まり、潤いが失われてしまいます。
その結果、乾燥肌になってしまったり小さな刺激で菌が侵入しやすくなったりと、さまざまな肌トラブルを引き起こしてしまうため、肌荒れが治らない原因となります。

便秘による腸内環境の乱れ

便秘になると肌荒れをしてしまうといった悩みを抱えている方も少なくありません。
しかし、便秘と肌荒れは関係ないようにみえて、実は深い関わりがあることをご存じでしょうか。
ニキビや吹き出物が増えてしまう原因の1つとして、腸内環境の悪化が挙げられます。
便が長時間排出されずに溜まってしまうと、便が腐敗して悪玉菌が増殖し、有害物質を作ります。
作られた有害物質は、一度は体の中に吸収されますが、血液に乗って全身を巡り、その一部は汗になって肌の表面に出ていきます。
この汗に含まれている有害物質が肌に刺激を与えることにより、肌荒れを引き起こすのです。
一般的に、便秘の症状は下記のような状態を指します。
自分の体の状態をしっかりとチェックしておきましょう。

週に2回から3回以下の排便
便が硬い
ウサギの便のようなコロコロした状態
スムーズに排便ができない
排便しても出しきれていない感覚がある

ホルモンバランスの変化

女性の場合、肌荒れを引き起こす原因として挙げられるのがホルモンバランスの変化です。
とくに月経周期による変化や影響は大きく、毎月生理の時期になると肌の調子が悪くなるといった方も少なくありません。
生理前になると、黄体ホルモンが分泌され肌がとてもデリケートな状態になります。
その結果皮脂の分泌が増え、肌トラブルが起こりやすくなってしまいます。
生理終了後には肌のトラブルも落ち着いてきますが、これは女性ホルモン・エストロゲンの影響によるものです。
しかし、加齢によってホルモンの分泌量は減少し、肌トラブルが改善しにくくなってしまいます。
逆に、年齢が高くても食生活や規則正しい生活習慣により肌荒れのカバーは可能ですが、乱れた食生活や無理なダイエットなどが原因で、若くてもホルモンバランスが崩れてしまうことも珍しくありません。

不規則な生活習慣

不規則な生活習慣は肌トラブルの原因になります。
睡眠中は細胞の分解と再生を繰り返しており、慢性的な生活習慣の乱れはこうした機能がスムーズに行われず肌荒れやニキビを繰り返してしまいます。
また、不規則な生活習慣はホルモンの過剰分泌や神経系が乱れる原因となり、これらも肌荒れに繋がる要因です。
さらに、睡眠不足そのものが大きなストレスとなり、男性ホルモンが大量に分泌されバリア機能が壊れてしまい、その結果ニキビが発生しやすい状態となります。
睡眠不足の解消は、単純にたくさん寝ればいいということではありません。
肌の新陳代謝が行われるのは、眠ってからおよそ3時間から4時間程といわれています。
ニキビを予防するためには、睡眠時間だけにとらわれず、質のいい睡眠が取れるよう気を付けてみてください。

自己流のスキンケア

肌トラブルが生じると、自己流でスキンケアするといった方もいるのではないでしょうか。
しかし、中には誤った方法でケアしている方も少なくありません。
その結果肌トラブルが改善されずに悪化してしまうことも多くあります。
自己流スキンケアの主な間違いとして、代表的な例をみていきましょう。

肌の悩みに合っていないスキンケア
過剰なケア
スキンケアの方法が若いときから変わっていない
紫外線対策が欠けている
そもそものケア方法が間違っている

紫外線対策をせず保湿を怠ってしまったり、高級品だからと刺激が強い成分が含まれている商品でケアをすると、肌に負担がかかってしまいます。
その結果、シミやシワの原因になったりニキビが生じてしまう要因になってしまうケースもあり、気を付けなければいけません。

マスクによる摩擦や乾燥

新型コロナウイルスの影響により、日ごろからマスクをつけた生活となったために肌荒れに悩む方も増えてきたのではないでしょうか。
マスクをつけることによって、肌表面にある水分が蒸発と乾燥を繰り返し敏感肌になるケースもあります。
また、マスクの中は高温多湿で肌がふやけてしまっており、バリア機能が低下している状態です。
その状態でマスクをしたまま会話したり、着脱などによって摩擦が起きると、その刺激から肌を守れずにダメージが蓄積されてしまい、深刻なトラブルへと進行することもあります。

【オンライン診療可能】 MeDi+美肌

オンライン診察可能！

MeDi+美肌
詳しくはこちら！

※1：対面での診察が必要な場合もございます。

肌荒れが治らないときのNG行動

肌荒れが治らないとき、早く改善させたいためについついしてしまう行動がありますが、なかにはNGな内容もあります。
ここでは、とくに注意すべき4つのポイントについてお伝えします。
肌トラブルを効率よく改善させるためにも、ぜひチェックしてみてください。

過度な角質ケア

古い角質は、肌トラブルの大きな原因ともいえますが、過度な角質ケアは逆に肌にダメージを与えてしまいます。
肌荒れを早く治したいために、スクラブ系の洗顔料でケアする方もいるのではないでしょうか。
ですがスクラブ系の洗顔料は、肌の状態によっては肌へのダメージがさらにかかってしまいます。
とくに敏感肌の方の場合は、肌の状態をしっかりと見極めながら洗顔やクレンジングを行うことが大切です。
また、ケア直後は保湿を心がけましょう。
角質ケアの直後は肌がとてもデリケートで敏感な状態となっているため、紫外線などを浴びると大きなダメージになってしまうため、乳液などでよく保湿し潤いを逃さないようにしてください。

患部を触る・つぶす

ニキビや吹き出物などができると、気になったり早く治したいために患部を触る・つぶすなどの行為をする方は多くいます。
毛穴の皮脂が詰まることでニキビになりますが、つぶして膿を出したとしても皮脂がまだ残っていれば根本的な改善とはいえません。
医療機関ではつぶして皮脂を押し出す施術もありますが、個人的に行う場合は上手く皮脂を出せず、悪化してしまうケースもあります。
また、患部が気になって触ってしまうと、菌が他の場所にもうつってしまいさらにニキビが増えてしまうこともあるため、トラブルが生じた場合はなるべく触らないようにしてください。

スキンケア用品の使用量を守らない

スキンケア用品の使用量を守らない場合は肌荒れが悪化してしまう可能性もあります。
スキンケア用品は、肌の状態に合わせて効果的な商品や量が変わりますので、下記を目安にしてみてください。

バリア機能が低下している	保湿力が高いものを多めに使用するセラミドクリームをたっぷりと使う
インナードライ肌	乳液、保湿クリームをたっぷり使用
痒みやひりつき	アルコールや石油系界面活性剤などのない無添加の商品敏感肌用のアイテムを使用

肌に合わせたスキンケア用品であっても、使用量が少なすぎると期待する効果が得られないこともあります。
逆に多すぎると肌にダメージを与えてしまうこともあるため、肌トラブルを効率よく改善するためにも使用量には注意しておきましょう。

乱れたままの生活習慣

「毎日しっかりとスキンケアしているのに肌荒れが改善されない」
こうした悩みを抱えている方は多くいます。
この場合、乱れたままの生活習慣が原因といったケースが少なくありません。
外的なケアを念入りに行っても、睡眠不足や乱れた食生活などを続けてしまうと、肌荒れの改善ができないだけではなく、さらに悪化してしまうこともあります。

ケーキやお菓子などの甘いものを多く食べる
ファーストフードやインスタントなどをよく食べる
カフェインの摂取量が多い
過度な飲酒
香辛料が豊富な刺激のあるものをよく食べる

上記のような食生活はとくに注意すべきポイントといえます。
また、本記事でもお伝えしているように、睡眠は長さではなく質が大切です。
お風呂に入りしっかりと体温をあげたり、就寝前のスマホを控えるなど、質の高い睡眠がとれるように気を付けてください。

【オンライン診療可能】 MeDi+美肌

オンライン診察可能！

MeDi+美肌
詳しくはこちら！

※1：対面での診察が必要な場合もございます。

肌荒れが治らないときの対処法

肌荒れが治らない場合、どのように改善すればいいのか、どんな対処法があるのか知りたいと悩む方は少なくありません。
ここで、肌荒れが治らないときの対処法6つのポイントについて、詳しくお伝えします。
今すぐに実践できる基本的な対処方法となるため、内容をしっかりと把握しぜひ生活に取り入れてみてください。

早寝・早起きを心がける

健康的な肌状態をキープするためには睡眠が欠かせません。
肌のターンオーバーは眠っている間に行われるため、質の高い睡眠をすることによって日中受けたダメージを回復してくれます。
肌のゴールデンタイムとされているのが22時から2時ですが、しっかりと肌荒れを治すためには規則正しく毎日同じ時間に寝ることが大切です。
体内時計を整えることにより、肌に重要な成長ホルモンが分泌されやすくなります。
成長ホルモンが低下するとターンオーバーが正常にできずサイクルが乱れてしまうため、夜更かしを避けて早寝早起きを心掛けましょう。

栄養バランスを考えた食事を摂る

肌トラブルには、栄養バランスの取れた食事が大切です。
毎日摂取する食事は、健康な肌細胞を作るうえで欠かせません。
肌にはビタミンが必要とされていますが、それ以外にもさまざまな栄養素が必要です。
主なビタミンの種類とあわせ、肌に必要な栄養素が含まれている食材について紹介します。

ビタミンA	色の濃い野菜（ほうれん草・人参など）
ビタミンB2	肉類・魚介類・海藻（うなぎ・レバー・海苔・納豆など）
ビタミンE	ナッツ類・野菜類（赤ピーマン・かぼちゃ・ニラ・オリーオイルなど）
ビタミンC	野菜類・果物（イチゴ・キウイ・ブロッコリー・パプリカ・レモン・キャベツなど）
たんぱく質	肉類・魚類・大豆製品（納豆・卵・ヨーグルトなど）
必須脂肪酸	油類・魚類（イワシ・鯖・エゴマ油・亜麻仁油など）
食物繊維	水溶性食物繊維→海藻・こんにゃく・リンゴ・みかんなど不溶性食物繊維→玄米・ごぼう・れんこんなど

特に、美肌ビタミンといわれているビタミンB2や、コラーゲンに働きかけるビタミンCは効率よく摂取することをおすすめします。

運動を取り入れてストレスを減らす

ストレスは肌の大敵であるため、効率よく発散しておくことが大切です。
適度な運動は、ストレスを減らすだけではなく体の健康にも繋がります。
ウォーキング、ヨガ、ストレッチなど、軽く手軽にできるような運動がおすすめです。
運動することによって血の巡りが良くなり、汗で老廃物が流れたり体の隅々にまで栄養が行きわたるようになります。
ぜひ生活に取り入れてみてください。

紫外線対策をしっかり行う

紫外線を浴びてしまうと、肌のバリア機能が低下しさまざまなトラブルが生じてしまいます。
真夏だけでなく、1年を通してしっかりと紫外線対策を行うようにしましょう。
バリア機能が低下した肌のままで紫外線を浴びてしまうと、そのままダメージとして蓄積されてしまいます。
肌の乾燥、日焼け、ニキビ、アトピー性皮膚炎などの症状が悪化してしまうなどさまざまなトラブルの原因になります。
紫外線対策として日焼け止めを選ぶ際、「SPF」と「PA」表示をチェックしてください。

SPF	紫外線によって起こってしまう炎症を防ぐための効果
PA	肌の弾力をなくしてしまうUVAを防ぐための効果

肌の状態や使用する環境によって、適した強さを見極めて使用するようにしてください。

基礎化粧品を見直す

しっかりとケアしているのに肌荒れしてしまったという場合、使用しているアイテムが肌に合っていないケースも珍しくありません。
洗顔料・化粧水・乳液・クリームなど、基礎化粧品を一度見直すことも大切です。
たとえば、若い時に使用していたものをそのまま使い続けている場合、年齢を重ねるごとに肌質が変化し、化粧品が合わなくなってくることもあります。
年齢に合わせて基礎化粧品を選びましょう。
また、基礎化粧品は同じブランドのアイテムを使用するのがおすすめです。
一緒に使うことでより効果が期待できるため、同ブランドで揃えて使用してみてください。

丁寧に保湿をする

肌荒れによる乾燥には、まず保湿がとても大切です。
しかし、保湿剤の量を増やせばいいということではなく、適切な量や正しい順番を守る必要があります。
また、保湿のし過ぎは下記のような肌トラブルを引き起こしてしまう原因にもなるため注意しなければいけません。

肌のたるみや痒み
毛穴の開きが目立つ
皮膚炎
ニキビ

保湿剤の使用量も重要ですが、フェイシャルマスクやスチーマーなどを使用する場合、長く使うことでより保湿効果が期待できると思う方も少なくありません。
しかし、長時間の使用は水分の蒸発を誘発してしまいます。
その結果、乾燥がさらに進行してしまうことになるため、フェイシャルマスクやスチーマーなどのアイテムごとに適した使用時間を守るように心がけてください。

【オンライン診療可能】 MeDi+美肌

オンライン診察可能！

MeDi+美肌
詳しくはこちら！

※1：対面での診察が必要な場合もございます。

肌荒れが治らない原因に関するよくある質問

「肌荒れが治らないときはどうすればいい？」「メイクはしても大丈夫？」
こうした悩みを抱えている方のために、ここで気になる質問についてみていきましょう。
肌荒れの改善について理解するためにも、ぜひご覧ください。

肌荒れが治らないときは何もしない方がいいですか？

肌荒れが改善されない場合、何もしない方が良いと感じる方も少なくありません。
しかし、肌荒れを放置してしまったりスキンケアを一切しない場合、下記のように肌状態がさらに悪化する可能性があります。

乾燥が悪化してしまう・乾燥しやすくなる
肌がテカりやすい
バリア機能が低下する
外的刺激でトラブルが起こりやすい

肌荒れを改善するためにも、現在の肌状態をよく理解し、適切なスキンケアを行うようにしてください。

肌荒れが治らない部分に化粧をしても大丈夫ですか？

たとえばニキビがある場合、その上からメイクをしてもいいのか悩んでしまう方は少なくありません。
なかには、ニキビを隠すためにファンデーションやコンシーラーを厚く塗ることもあるでしょう。
しかし、重ね塗りはニキビをより悪化させてしまうことに繋がります。
こうした場合、肌荒れの箇所は薄くメイクし、アイメイクやリップなどパーツを強調するメイクにして、相対的にニキビを目立たないようにしておきましょう。
また、メイクを落とす際にはクレンジングでしっかり落とすことはもちろん、洗顔料も使用してダブル洗顔してください。
充分にすすいで汚れを残さないようにすることが大切です。

肌荒れが治らないのでマスクで隠してもいいですか？

新型コロナウイルスなどの影響から、普段からマスクを使用する生活スタイルになった方は多くいます。
そのため、肌荒れを隠すためにずっとマスクを着用しているといったケースは珍しくありません。
しかし、マスクを長時間使用し続けると、中が蒸れてしまい菌が繁殖してしまうため、肌荒れや湿疹、乾燥などのトラブルをさらに悪化させてしまいます。
また、マスクによる摩擦が刺激となり、炎症を起こしてバリア機能が低下します。
その結果、かぶれや痛みを感じることもあるため、つけっ放しは避けるようにしてください。

お灸は肌荒れ改善に効果がありますか？

お灸は、肩こりや腰痛の改善など、年配の方が利用するといったイメージを抱えている方も多くいますが、肌荒れの改善にも効果が期待できます。
血行を良くして免疫力をアップする効果があり、ストレス・不眠の改善をしたいときにもお灸はおすすめです。
また、お灸は自宅に手軽にできるセルフケアとして注目を集めており、現在はドラッグストアなどでもアイテムを簡単に揃えられます。
さらに、お灸は肌荒れだけではなく、女性の悩みでもあるむくみの解消やリラックス効果が期待できます。
正しく行うことでより効果を発揮できるため、鍼灸師の正しいレクチャーのもと実践してみてください。