PRP療法で自然にバレない方法でお肌の悩みを改善したいと思っていませんか?
本記事では、PRP療法について以下の点を中心にご紹介します。
- PRP療法とは
- クリニックの選び方
- PRP療法がおすすめの方
- PRP療法のリスクや副作用
- PRP療法に関するよくある質問
PRP療法を受ける際のおすすめのクリニックの選び方についてもご紹介いたします。
参考にしていただけると幸いです。
ぜひ最後までお読みください。
PRP療法は自由診療のため、保険適用外です。
PRP療法とは
PRP療法は、自身の血小板を使って「自然」にほうれい線やクマを改善して若々しい印象を目指します。
血小板は、血液を固める(止血)働きと、壊れた血管や細胞を治す働きがあります。
他に血小板には、成長因子と呼ばれる身体の細胞を元気にして若返らせる成分があるといわれています。
PRP療法の施術方法は、自身の血液を採取し、専門の医療機械を使用することで採取した血液の中から血小板のみを取り出します。
取り出した血小板をほうれい線やクマなど気になるところに注入し、皮膚の再生を促すことで皮膚の悩みを解消する施術方法です。
施術後で劇的な変化があるというものではなく、数ヶ月かけて肌を再生していく効果が期待できます。
また、自身の細胞(血液)を使用するので、アレルギー反応も少なく安全性の高い施術方法であるといえます。
PRP療法のおすすめクリニックの選び方
おすすめのクリニックを選ぶには、3つのことが重要です。
「無理のない料金プラン」「丁寧なカウンセリング」「自宅から通いやすいか」について詳しく解説いたします。
無理のない料金プランか
PRP療法は保険診療の適応外のため自費治療です。
クリニックや施術部位、患者様の症状によって料金が大きく異なる場合があります。
また、PRP療法は継続することでより長期間にわたってエイジングケアの働きを持続してくれる施術なので継続するためには施術料金は重要です。
事前に予算を決めておき、予算内に抑えられるクリニックを選ぶようにしましょう。
カウンセリングが丁寧か
カウンセリングは不安や疑問が残らないように丁寧なカウンセリングで、親身になって悩みを聞いてくれる相談しやすいクリニックがおすすめです。
疑問に思っていることやリスクについて、納得いくまで話すことで不安も解消されます。
相談しにくいクリニックは聞きたいことも聞けなくなってしまうので、後でトラブルの原因になるかもしれません。
カウンセリングが丁寧ではないクリニックは避けた方がいいでしょう。
店舗数が多く、自宅から通いやすいか
クリニックの店舗数が多い、立地が良くて通いやすい場所にあるクリニックがおすすめです。
店舗数が多いクリニックは症例数も多く、経験豊富なドクターが多いという傾向があります。
また、万が一のトラブルのことを考えて自宅や職場から通える距離で、立地のいいクリニックを選ぶといいでしょう。
PRP療法がおすすめの方
PRP療法は、
- 自然に若々しい印象になりたい方
- 治療していることに気づかれたくない方
- 根本的な美肌治療を希望される方
- できるだけ安全な方法でエイジングケアしたい方
- 肌にハリがほしい方
- 顔のシワが気になる方
- ほうれい線が気になる方
- 目の下のクマやたるみが気になる方
- ニキビ跡をキレイにしたい方
- 肉割れが気になる方
におすすめの施術方法です。
PRP療法の料金相場
PRP療法は自由診療で、料金相場は1回あたり約10〜50万円くらいです。
具体的には、
- 目の下 約10~20万円
- ほうれい線 約10~30万円
- 顔全体 約20~50万円
PRPを注入する部位や範囲、成長因子を含むかによっても費用が変わってくるためカウンセリングで詳しく確認しましょう。
クリニックによって効果や安全性に関する考え方が異なること、施術を行う医師の技量に対する料金も含まれるためPRP療法の料金は高めの設定になっているといわれています。
出典:PRP療法を美容目的で受けるときの料金相場と安さで選んではいけない3つの理由/PRP療法の料金について|ダリア銀座スキンクリニック
PRP療法のリスクや副作用
アレルギーなどの副作用は自身の血液を使用するため起こりにくいといわれています。
他にダウンタイム中に起こりやすいリスクは、腫れや赤み内出血があります。
腫れや赤みの症状は3日〜2週間ほど続くことがあります。
皮膚が薄い場所や骨が出ている場所へ注入した場合、腫れや赤みが目立つ可能性が高くなります。
内出血は、1〜2週間ほど続くことがあります。
コンシーラーなどで隠すことが可能なため、翌日以降はメイクで目立たなくできます。
2週間経っても良くならない場合は、クリニックへ受診したほうがいいでしょう。
出典:PRP療法を美容目的で行う際のダウンタイムは?症状や過ごし方を紹介/PRP療法のダウンタイムはどのくらい?|ダリア銀座クリニック(dahlia-gsc.com)
PRP療法後の過ごし方
施術当日は飲酒・激しい運動・入浴(シャワー可)などは避けましょう。
血行がよくなることで、施術箇所に血が多く巡ってしまいます。
そのため、腫れや炎症が起きてしまい症状が長引く原因になってしまいます。
なるべく安静に過ごすことが大切です。
翌日からのメイクは可能で、通常通りの生活ができます。
PRP療法の施術までの流れ
カウンセリングから施術当日までの流れを詳しく解説いたします。
参考にしていただければ幸いです。
STEP1 カウンセリング
気になるクリニックを見つけたらまずはカウンセリングの予約を取りましょう。
電話予約が面倒という方は、WebやLINEで予約が取れるクリニックもあるので活用することをおすすめします。
カウンセリングでは、気になる部位や症状を医師に伝えます。
次に注入する部位や方法などについて話し合い、治療プランを決めていきます。
ここで疑問に思ったことは、うやむやにせず解決しましょう。
STEP2 施術日の予約・支払い
カウンセリングに納得ができたら、申込書に記入し予約をします。
施術内容によっては当日施術を受けられることもあります。
ダウンタイムも考慮して、施術日の予約をすることがおすすめです。
支払い方法はクリニックによって違うのでトラブルにならないためにもよく確認しましょう。
STEP3 施術当日
初めに自身の血液を採取します。
専門の医療機械を使用することで採取した血液の中から血小板のみを取り出し、PRPを作成します。
作成時間は約40分〜1時間ほどかかります。
次に、接種部位を冷却した後に血小板を気になる部位に注入します。
PRP療法は特にアフターケアの必要がありません。
施術後そのまま帰宅できます。
PRP療法は80代でも効果が見込める?
80代の方の症例もあります。
年齢が高いと効果が出るのか心配になりますが、深いシワで70代後半にPRP療法を受けた患者さまは、5年経った80代の今も深いシワの改善効果は持続しているという症例がございます。
PRP療法に年齢制限はありません。
健康な方であれば何歳でも治療が可能です。
また、高齢の方の方が顕著な効果があらわれる場合もあります。
出典:80代女性・額のしわ】プレミアムPRP皮膚再生療法(5年後)/症例写真|聖心美容クリニック(biyougeka.com)
出典:皮膚再生医療PRP/Q&A|スキンクリニック(skin-c.com)
おすすめのPRP療法に関するよくある質問
PRP療法の効果はどれくらい続きますか?
個人差がありますが、半年〜1年ほどPRP療法の持続期間があるといわれています。
長期間にわたってエイジングケアの働きを得るには、継続して施術を受けることがおすすめです。
PRP療法を受けてはいけない方はいますか?
- 抗がん剤もしくは免疫抑制剤を使用している方
- 感染症がある方
- 麻酔薬などに過敏症な方
- アレルギー症状を起こしたことがある方
- 血小板異常がある方
- 妊娠中・授乳中の方
- 心臓病・脳梗塞の既往歴のある方
- 血液を固まりにくくする薬を服用している方
はPRP療法の施術を受けることはできません。
PRP療法は不妊治療にもおすすめですか?
血小板に含まれる成長因子は、子宮内膜の改善を促すことが明らかになっています。
PRP療法により子宮内膜が活性化され、厚くなることが期待されます。
したがって、受精卵が着床しやすくなったり妊娠率が高くなる可能性が期待できます。
ただし、すべての方に効果があるとは限りません。
出典:難治性不妊に対する自己多血小板血漿(PRP)を用いた不妊治療/どのような効果が期待されるか?|東邦大学医療センター大森病院(lab.toho-u.ac.jp)
PRP療法の効果はいつから見込めますか?
個人差はありますが、施術後2週間〜2ヵ月をかけて徐々に効果が見込めます。
ヒアルロン酸やコラーゲンと違って、すぐに効果は出ません。
突然シワやクマがなくなるわけではないので、周りに気づかれにくいというメリットがあります。
出典:【公式】PRP皮膚再生療法|Nビューティークリニック銀座
おすすめのPRP療法まとめ
ここまでPRP療法についてお伝えしてきました。
PRP療法の要点をまとめると以下の通りです。
- 自身の血小板を使って「自然」にほうれい線やクマを改善する
- 「無理のない料金プラン」「丁寧なカウンセリング」「自宅から通いやすいか」が重要
- 自然に若々しい印象になりたい方などにおすすめ
- アレルギーなどの副作用は自身の血液を使用するため起こりにくい
- PRP療法は、効果は徐々に見込め、半年~1年ほど持続期間があるといわれている
これらの情報が少しでも皆さまのお役に立てば幸いです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。